特許
J-GLOBAL ID:200903059295379049

インパクトレンチのボルト締結方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷山 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-117712
公開番号(公開出願番号):特開平6-304879
出願日: 1993年04月21日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】インパクトレンチのボルト締結方法であって、スナッグトルク発生時期の特定に伴う従来の問題点を解消し、ボルト締結の環境が浮きマクラギ等のいかなるものであっても、正規のボルト締結状態が自動的に得られるようにした。【構成】インパクトレンチのハンマ8がインパクトシャフト9から離脱したことを検知するインパクトセンサ31と、インパクトシャフト9の回転角を測定する角度センサ32とを設け、インパクト力を一回発生するごとのインパクトシャフト9の回転角の進み量を測定することによって該インパクトシャフト9のトルクを測定し、該測定トルクが予め設定したスナッグトルク設定値に達した時点からインパクトシャフト9の回転角の進み量を測定して、この回転角進み量が予定の回転角設定量に達したときに電動モータ2への供給電源を断ってインパクトシャフト9の回転を停止するようにした。
請求項(抜粋):
電動モータ2の出力軸3に連結したスピンドル6の外周にて該スピンドル6に従動して回転すると共に前後に移動可能なハンマ8を前方にバネ付勢し、該ハンマ8とインパクトシャフト9とを回転方向に互いに隙間を有して同軸上に噛合させ、前記インパクトシャフト9の前端に固設したソケット18に締結ボルト36を嵌合してボルト締めする際に、前記締結ボルト36の締付け反力に抗して前記ハンマ8が後方に浮上することによって前記インパクトシャフト9との噛合を離脱し、再び前方へのバネ付勢力により前記ハンマ8をインパクトシャフト9に噛合することにより、前記インパクトシャフト9の回転方向に対してインパクト力を発生するようにしたインパクトレンチのボルト締結方法において、前記ハンマ8が前記インパクトシャフト9から離脱したことを検知するインパクトセンサ31と、前記インパクトシャフト9の回転角を測定する角度センサ32とを設け、前記インパクト力を一回発生するごとの前記インパクトシャフト9の回転角の進み量を測定することによって該インパクトシャフト9のトルクを測定し、該測定トルクが予め設定したスナッグトルク設定値に達した時点から前記インパクトシャフト9の回転角の進み量を測定して、この回転角進み量が予定の回転角設定量に達したときに前記電動モータ2への供給電源を断ち、ブレーキ回路にて前記インパクトシャフト9の回転を停止するようにしたことを特徴とするインパクトレンチのボルト締結方法。
IPC (2件):
B25B 21/02 ,  B25B 23/151
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る