特許
J-GLOBAL ID:200903059308581705

X線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西岡 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-045758
公開番号(公開出願番号):特開平10-234724
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で、X線管球の焦点移動に伴う各X線検出素子感度の補正ができるX線CT装置を提供する。【解決手段】 モニタ用検出器3bは、X線検出器の端部で被検体2を透過しない部分の8チャンネルを4チャンネルづつ2組の領域F,Rに分け、領域Fの各検出素子には、体軸方向に2分割された一方(後方向)に、また、領域Rの各検出素子には、体軸方向に2分割された他方(前方向)に、それぞれX線を透過しない鉛(Pb)等からなる遮蔽板3dが配設される。X線管の焦点移動がない場合、領域FにあるX線検出素子からの出力和F0 から領域RにあるX線検出素子の出力和R0 の差出力S0 はゼロとなり、X線管1の焦点移動が存在する場合、領域FにあるX線検出素子からの出力和Ftから領域RにあるX線検出素子の出力和Rtの差出力Stは、移動量tに応じた値となる。
請求項(抜粋):
X線源と、これに対向して配設された多数のX線検出素子をアレイ状に配列したX線検出器とを被検体回りに一体的に回転させることで、当該被検体の断層像を得るX線CT装置において、被検体の体軸方向に対する前記X線検出器へのX線の入射位置に応じた出力が得られるよう前記X線検出器の所定のX線検出素子に配設されたX線遮蔽マスクと、前記所定のX線検出素子から得られる前記X線の入射位置情報を用い、前記X線源の焦点移動による影響を補正して被検体の断層像を得る演算手段とを備えたことを特徴とするX線CT装置。
IPC (2件):
A61B 6/03 350 ,  A61B 6/03 320
FI (2件):
A61B 6/03 350 G ,  A61B 6/03 320 J
引用特許:
審査官引用 (1件)

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