特許
J-GLOBAL ID:200903059376910512

仮想視点画像生成方法、仮想視点画像生成装置、仮想視点画像生成プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小笠原 吉義 ,  岡田 光由
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-052768
公開番号(公開出願番号):特開2009-211335
出願日: 2008年03月04日
公開日(公表日): 2009年09月17日
要約:
【課題】本発明は、カメラで撮影した被写体の画像を用いて、そのカメラとは異なる視点からその被写体を見たときの仮想視点画像を生成するときに、主観品質が高い仮想視点画像を少ない演算量で生成することを可能にする新たな技術の提供を目的とする。【解決手段】多視点画像と多視点画像の各画素におけるカメラから被写体までの距離という簡易な幾何情報とを用いて少ない演算量で仮想視点画像を生成するという方法を用いる場合に、多視点画像によってサンプリングされた光線情報を合成することで仮想視点画像を生成する際に、カメラからの距離の異なる複数の被写体の光線情報が混合されている境界領域を判定して、多視点画像によってサンプリングされた光線のうち、その境界領域でサンプリングされた光線を、それ以外の領域でサンプリングされた光線よりも強度の低い光線として扱って、その合成を行うようにすることで仮想視点画像を生成する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
視点の異なる複数のカメラからある被写体を撮影した画像群であるところの多視点画像と、その多視点画像を撮影したカメラから被写体画像の各画素に写っている被写体上のある点までの距離情報とを用いて、あらかじめ指定した仮想視点から見た被写体の画像であるところの仮想視点画像を生成する仮想視点画像生成方法であって、 前記多視点画像と前記距離情報とから、前記多視点画像の各被写体画像に対して被写体の境界領域を設定する境界領域設定ステップと、 前記多視点画像の各被写体画像上の座標と前記仮想視点画像上の座標との対応関係を、前記距離情報を用いて決定する対応関係決定ステップと、 前記多視点画像の各被写体画像に対して、前記決定した対応関係を用いて、前記被写体画像から合成被写体画像を生成する合成画像生成ステップと、 前記多視点画像の各被写体画像に対して、前記決定した対応関係を用いて、前記被写体画像の前記境界領域の情報から合成境界領域を設定する合成境界領域設定ステップと、 複数の前記合成被写体画像を、対応する前記合成境界領域の情報に従って重み付け加算するか、対応する前記合成境界領域の情報と前記仮想視点の情報とに従って重み付け加算して、前記仮想視点画像を生成する仮想視点画像生成ステップとを備えることを、 特徴とする仮想視点画像生成方法。
IPC (2件):
G06T 17/40 ,  H04N 13/00
FI (2件):
G06T17/40 A ,  H04N13/00
Fターム (11件):
5B050BA04 ,  5B050BA11 ,  5B050DA07 ,  5B050EA07 ,  5B050EA18 ,  5B050EA27 ,  5B050FA02 ,  5C061AA21 ,  5C061AB04 ,  5C061AB12 ,  5C061AB17
引用特許:
審査官引用 (1件)

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