特許
J-GLOBAL ID:200903085104701060

仮想視点画像生成方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-012562
公開番号(公開出願番号):特開2000-215311
出願日: 1999年01月21日
公開日(公表日): 2000年08月04日
要約:
【要約】【課題】 実際にはカメラの置かれていない視点位置から見た画像を生成する仮想視点画像生成方法において,生成可能な仮想視点の位置の制限を緩和し,比較的容易な処理で滑らかな仮想視点画像を生成できるようにする。【解決手段】 複数の異なる視点の画像から2枚以上の奥行きマップを生成し(101-106),これらの奥行きマップをもとに仮想視点から見た仮想視点奥行きマップを生成する(107) 。ある一つの視点から見えない領域の奥行き値を他の視点からの情報で補間し,奥行き値の決定されない画素については,周囲の画素の奥行き値を用いて線形補間し,さらに平滑化処理する(108-109) 。仮想視点奥行きマップをもとに,多視点画像(実画像)の画素を並べ変えて仮想視点画像を再構成する(110) 。
請求項(抜粋):
視点位置に応じた画像を生成するための仮想視点画像生成方法において,それぞれ異なる位置を視点とする複数の画像データを入力する過程と,前記多視点画像データをもとに,多視点画像データの各画素について多視点画像データの視点位置から被写体までの奥行き値を保持する奥行きマップを生成する過程と,前記多視点奥行きマップの任意の1枚の奥行きマップをもとに,三次元空間内での視点位置を座標変換することにより,実際にはカメラが置かれていない視点から見た仮想視点奥行きマップを生成する過程と,前記仮想視点奥行きマップについて,前記多視点奥行きマップの任意の1枚の視点位置から見ると物体の影になって隠されているオクルージョン領域の奥行き値を,そのオクルージョン領域が隠されないような他の視点位置から見た別の多視点奥行きマップのデータを採用することで補間処理する過程と,前記処理された仮想視点奥行きマップ,もしくはその仮想視点奥行きマップにおいて補間できない部分があるときにその周囲の既知の奥行き値を用いて補間処理した仮想視点奥行きマップ,またはさらに前記仮想視点奥行きマップの奥行き値を平滑化処理した仮想視点奥行きマップが持つ被写体の奥行きデータに基づいた視点位置の三次元座標変換により,前記多視点画像データの画素を並べ変えて,その輝度と色度を描画することにより,実際にはカメラが置かれていない視点から見た画像を生成する過程とを有することを特徴とする仮想視点画像生成方法。
IPC (4件):
G06T 7/00 ,  G06T 17/00 ,  H04N 13/00 ,  H04N 13/02
FI (4件):
G06F 15/62 415 ,  H04N 13/00 ,  H04N 13/02 ,  G06F 15/62 350 A
Fターム (23件):
5B050BA04 ,  5B050BA09 ,  5B050EA15 ,  5B050EA27 ,  5B057BA02 ,  5B057BA11 ,  5B057CA01 ,  5B057CA08 ,  5B057CA13 ,  5B057CA16 ,  5B057CB01 ,  5B057CB08 ,  5B057CB13 ,  5B057CB16 ,  5B057CE05 ,  5B057DB03 ,  5B057DB06 ,  5B057DB09 ,  5C061AA06 ,  5C061AA20 ,  5C061AA21 ,  5C061AB04 ,  5C061AB08
引用特許:
審査官引用 (4件)
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