特許
J-GLOBAL ID:200903059382314603

誘電加熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-326366
公開番号(公開出願番号):特開2001-143862
出願日: 1999年11月17日
公開日(公表日): 2001年05月25日
要約:
【要約】【課題】 加熱効率が良好で、反射波、空間放射波に対する保護、遮蔽の設備を簡易化できる誘電加熱装置を提供する。【解決手段】 誘電加熱装置のマイクロ波照射器2aとして、入手が容易で安価な規格導波管を用いる。終端が短絡された導波管2の被加熱体に対向する面2cに開口2dを設け、アスファルト舗装5のような被加熱体の面に対し開口2dから放射される放射電磁波の主照射角をスネルの法則のブルースター角に設定する。これにより、マイクロ波が透過する媒質の違いにより発生する反射波を抑え、かつ照射された電磁波を有効にアスファルト舗装等の被加熱体に吸収させることができるようにした。また、開ロ2dの長さを、使用マイクロ波の空間波長の1/2以下にすることにより電磁界を強める工夫をし、加熱効率を高める。
請求項(抜粋):
マイクロ波発生源から導波管を介して誘電体である被加熱体にマイクロ波を照射して昇温させる誘電加熱装置において、前記導波管が、方形導波管であり、被加熱体の表面にほぼ平行に伸び終端が短絡されており、被加熱体の表面に対向する側壁に軸線方向に相互に所定間隔をおき軸線直交方向に延びる複数の細長の開口が設けられ、この開口から放射される電磁波の主放射角が、被加熱体の表面に対するブルースター角になるよう設定され、境界面での反射波を少なくするようにされていることを特徴とする誘電加熱装置。
IPC (3件):
H05B 6/80 ,  E01C 23/14 ,  H05B 6/72
FI (3件):
H05B 6/80 Z ,  E01C 23/14 ,  H05B 6/72 D
Fターム (12件):
2D053AA10 ,  2D053CA03 ,  3K090AA02 ,  3K090AA04 ,  3K090AB20 ,  3K090BA01 ,  3K090BB19 ,  3K090CA02 ,  3K090CA08 ,  3K090DA02 ,  3K090NB01 ,  3K090PA01
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特開昭57-024704
  • 高周波加熱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-284827   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開平3-195105
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