特許
J-GLOBAL ID:200903059440210830
蛍光の検出性を強化するための光学的基板
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
深見 久郎 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-550336
公開番号(公開出願番号):特表2002-508837
出願日: 1998年01月29日
公開日(公表日): 2002年03月19日
要約:
【要約】蛍光結像システム(図1)において使用するための試料基板(51、図4A)は、典型的には金属の、鏡面反射する面を有する剛性ベースを含み、その上に透明なコーティング層(53)が堆積される。該コーティング層は、試料材料内に求められる特定の蛍光組成物に対応する特定の蛍光励起波長が、コーティング層の上部からベース内の反射面までの間に実質的に四分の一の波長の奇数倍である光経路を有するように、その厚さが選択され、それにより、基板に入射する光の蛍光励起波長の定常波の波腹(61)が、試料材料がコーティング層の上部においてそこに配置されるであろう場所またはその近辺に位置付けられるようになる。反射面上の試料の蛍光励起は、これにより最大にされる。透明なコーティング層は、誘電体材料(シリカ等)から作られてもよく、あるいは、特定の試料組成物と結合するよう生物学的に活性な材料を最上部層に有する複数層で作られてもよい。
請求項(抜粋):
特定の蛍光励起波長とともに使用するよう適合される試料基板であって、 ほぼ平らな、滑らかな、鏡面反射する面を有する剛性ベースと、 前記ベースの前記反射面上に堆積される透明なコーティング層とを含み、前記コーティング層は、光の特定の蛍光励起波長に対して、前記コーティング層の上部から前記ベース内の該反射面までの光経路が前記光の四分の一の波長の奇数倍となるように選択される厚さを有し、 よって、前記コーティング層の上部に配置される蛍光試料材料はいずれも、前記基板上に入射する前記特定の蛍光励起光の定常波の波腹付近に位置付けられるようにされる、試料基板。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N 21/64 F
, G01N 21/01 B
引用特許:
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