被覆された移植可能な医療器具

発明者： , , , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：桂木雄二
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-536933
公開番号（公開出願番号）：特表2001-512354
出願日： 1998年02月20日
公開日（公表日）： 2001年08月21日
要約：

【要約】脈管系(例えば、食道、気管、結腸、胆管又は尿管)内へ挿入するのに適した構造体(12)と、該構造体の一方の面上に配置された少なくとも一つの被覆層(16)と、該被覆層の少なくとも一部分上に配置された生物学的活性物質の少なくとも一つの層とを有する、被覆された移植可能な医療器具(10)であり、前記被覆層(16)は該被覆層からの生物学的活性物質の制御された放出を行うことができる。更に、少なくとも一つの多孔質層(20)を前記生物学的活性物質層(18)上に配置することができ、該多孔質層はポリマーを含有し、そして、この層からの生物学的活性物質の制御された放出を行うことができる。好ましくは、構造体(12)はステントである。多孔質層(20)は、好ましくは蒸着又はプラズマ蒸着により塗布されたポリマーを含有し、生物学的活性物質の制御された放出を行う。前記ポリマーはポリアミド、パリレン又はパリレン誘導体であり、溶剤、加熱、触媒などを使用せず、単に、単量体蒸気の縮合により蒸着されていることが特に好ましい。

請求項（抜粋）：

患者の体内へ挿入するのに適した構造体(12)と、ここで該構造体(12)は少なくとも一つの面を有し、そして、基材(14)から構成されている、前記構造体(12)の一方の面上に配置された少なくとも一つの被覆層(16)と、前記少なくとも一つの被覆層(16)の少なくとも一部分上に配置された第1の生物学的活性物質の少なくとも一つの層とを有し、前記少なくとも一つの被覆層(16)は、前記少なくとも一つの被覆層(16)から前記生物学的活性物質を制御された速度で放出する、ことを特徴とする移植可能な医療器具(10)。

IPC (6件)：

A61L 29/00 , A61K 31/135 , A61K 31/4738 , A61K 31/4985 , A61K 49/04 , A61K 51/00

FI (6件)：

A61L 29/00 W , A61K 31/135 , A61K 31/4738 , A61K 31/4985 , A61K 49/04 , A61K 43/00

引用特許：

出願人引用 (1件)

ステントのポリマー成分中に薬剤を組込む方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平8-075647 出願人：アドヴァンスドカーディオヴァスキュラーシステムズインコーポレーテッド

審査官引用 (1件)

ステントのポリマー成分中に薬剤を組込む方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平8-075647 出願人：アドヴァンスドカーディオヴァスキュラーシステムズインコーポレーテッド

引用文献：

出願人引用 (2件)

Circulation, 1996, 94(12), p.3311-3317
Eur. Heart J., 1995, 16(Abstr Supp), p.360

審査官引用 (4件)

Circulation, 1996, 94(12), p.3311-3317
Eur. Heart J., 1995, 16(Abstr Supp), p.360
Circulation, 1996, 94(12), p.3311-3317

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