特許
J-GLOBAL ID:200903059488855620

V字状オイルバリヤ溝を有する動力学的溝軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-523466
公開番号(公開出願番号):特表平11-501112
出願日: 1996年12月04日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】動力学的溝軸受(9,89,111)は、内側軸受部分(15)及びこの内側軸受部分(15)の周りに回転自在の外側軸受部分(17)を有する。軸受部分(15,17)には互いに掛合する軸受面(23,35)を設け、これら軸受面(23,35)間に潤滑液体(75,105)を充填した軸受ギャップ(45)を設ける。少なくとも一方の軸受部分(17)の軸受面(35)には溝パターン(51,53)を設ける。外側軸受部分(17)の軸受面(35)外側軸受部分(17)の軸受面(35)には環状窪み(67,91,113)を設け、これらの環状窪み(67,91,113)は軸受ギャップ(45)を区切る。環状窪み(67,91,113)は、動力学的溝軸受(9,89,111)が比較的高速で回転するとき、潤滑液体(75,105)が軸受ギャップ(45)から漏洩するのを防止する。動力学的軸受(9,89,111)は、例えばコンピュータのハードディスクのような情報ディスク(123)を電動モータ(1,87,109)によって磁気ヘッド(131)を有する走査ユニット(129)に対して回転自在にしたデータ記憶ユニット(121)の電動モータ(1,87,109)に使用することができる。
請求項(抜粋):
内側軸受部分及びこの内側軸受部分の周りに回転自在の外側軸受部分を有し、これらの軸受部分には互いに連携動作する軸受面を設け、これらの軸受面間には軸受ギャップを設け、この軸受ギャップには動作中潤滑液体が存在し、少なくとも一方の軸受部分の軸受面に溝パターンを設け、外側軸受部分の軸受面には軸受ギャップの境界をなす環状窪みを設けた動力学的溝軸受において、前記環状窪みの前記軸受ギャップに面する側に外側軸受部分の軸受面に隣接しかつ外側軸受部分の軸受面に鈍角の角度β1をなす第1側面を設けるとともに、前記環状窪みの前記軸受ギャップから遠い方の側に前記外側軸受部分の軸受部分に隣接しかつ前記外側軸受部分の軸受面に鈍角の角度β2をなす第2側面を設けたことを特徴とする動力学的溝軸受。
IPC (2件):
F16C 17/10 ,  F16C 33/10
FI (2件):
F16C 17/10 A ,  F16C 33/10 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • スピンドルモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-351683   出願人:日本電産株式会社
  • 特開平1-120426
  • スピンドルモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-349767   出願人:日本電産株式会社
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