特許
J-GLOBAL ID:200903059499856873

油水分離機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-146707
公開番号(公開出願番号):特開2005-324171
出願日: 2004年05月17日
公開日(公表日): 2005年11月24日
要約:
【課題】 容量あたりの処理能力が高く、油水混合液中に油が分散して存在する場合にも効率よく油水混合液を分離できる油水分離機を提供し、揺れる船上に設置したい場合にも使用でき、高粘度の油水の分離も可能な油水分離機の提供を課題とする。【解決手段】容器垂直断面の下辺が上辺より大きく、水平断面の形状が円、もしくは、円に近い形で、筒状容器の上部を中央に開口を持つ閉じた形状とし、容器下部にも底を設けて閉じるとともに、容器中段部の側壁に油水混合液供給管、容器上部の開口部分に分離油取り出し管、容器底部付近に分離水取り出し管を取り付け、分離水取り出し管を流れる分離水の流量と圧力を制御し、容器の上部、または、容器の底を貫通して軸が円筒容器の軸方向と平行となる回転軸を容器内に挿入し、容器中段付近に位置する回転軸上に動力により回転が可能な攪拌羽を取り付けた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
筒状容器を容器の軸が垂直もしくは、ほぼ垂直になるように置いた場合に、容器垂直断面の下辺が上辺より大きく、水平断面の形状が円、もしくは、円に近い形で、筒状容器の上部を中央に開口を持つ閉じた形状とし、容器下部にも底を設けて閉じるとともに、容器の上部付近、中段部付近、あるいは、底部付近のいずれでもよいが、通常は容器中段部の側壁に油水混合液供給管、容器上部の開口部分に分離油取り出し管、容器底部付近に分離水取り出し管を取り付け、分離水取り出し管の出口を分離油取り出し管の出口より高い位置に置く、または、分離水取り出し管に開閉自在な弁を取り付ける、あるいは、分離水取り出し管にポンプを取り付けることによって、分離水取り出し管を流れる分離水の流量と圧力を制御でき、容器の上部、または、容器の底を貫通して軸が円筒容器の軸方向と平行、もしくは、ほぼ平行となる回転軸を容器内に挿入し、容器中段付近に位置する回転軸上に動力により回転が可能な攪拌羽を取り付けたことを特徴とする油水分離機。
IPC (2件):
B01D17/038 ,  B01D17/032
FI (2件):
B01D17/038 ,  B01D17/032
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 油水分離機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-191320   出願人:株式会社中野産業機械
  • 油水分離装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-228601   出願人:ヤマハ発動機株式会社
  • U字方式の連続油水分離装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-323011   出願人:岡久美

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