特許
J-GLOBAL ID:200903059521505320

高速ソレノイド作動式装置の作動装置および作動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 崇
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-503028
公開番号(公開出願番号):特表平8-512172
出願日: 1994年06月15日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】開示の要約電磁的に動作する高圧燃料噴射器のような高速ソレノイド作動式装置(18)に対する作動装置および作動方法は、アーマチュアの運動を開始するための初期高電力ブーストと、これに続く、アーマチュアのその終端位置への運動を継続するための中程度の電力ブースト(23)と、アーマチュアをその終端位置に保持するための低電力制御(25)を必要とする。これにより、電力が除去されたときアーマチュアはその静止位置または初期位置に復帰する。この装置はここで、電力制御の6つのステージ(21〜26)を供給するために必要なロジックおよび制御を詳細に説明する。この制御には電圧制御と電流制御の両方が含まれ、アーマチュアのその初期位置から終端位置への移動、および終端位置から初期位置への復帰を高速に行わせる。
請求項(抜粋):
ソレノイド作動式装置を少なくとも3つの電流レベルに作動するための電子電力制御装置であって、 前記3つの電流レベルとはピークレベル、ドエルレベルおよび保持レベルであり、 前記少なくとも3つの電流レベルがソレノイド作動式装置に供給され、該ソレノイド作動式装置はアーマチュア手段を有し、 前記電子電力制御装置は、入力手段と、コイル駆動スイッチ制御手段と、ピーク電流検知手段と、時間遅延手段と、分離手段と、低保持電流レベルに応答する手段と、作動パルスの立ち下がり縁に応答する手段とを有し、 前記入力手段は、ソレノイド作動式装置の作動時間を指示する入力パルスを受信し作動パルスを発生し、 該作動パルスは6つの時間ステージを有し、最初の5つのステージの和は全作動時間に等しく、 前記コイルスイッチ制御手段は、前記入力手段と作用接続しており、前記作動パルスの立ち上がり縁に応答し、第1の電圧レベルを第1のステージ期間の間、ソレノイド作動式装置に供給するためスイッチを制御し、ソレノイドに電磁界を発生させ、アーマチュア手段の、その静止位置から終端位置への運動を開始し、 前記ピーク電流検知手段は、ソレノイドコイルを流れる電流の大きさに応答し、ピーク電流を表す電気信号を発生し、該電気信号は前記第1の電圧レベルを第2のステージ時間に対して除去し、ソレノイドコイルを流れる電流を低減させ、 前記時間遅延手段は、前記ピーク電流を表す電気信号に応答し、ドエルレベル電流電気信号を前記遅延の終了時に発生し、前記電気信号により動作電圧がソレノイドコイルに第3ステージの所定期間の間供給され、これによりソレノイドコイル内の電磁界が継続してアーマチュア手段のその終端位置への運動が維持され、前記分離手段は前記遅延電気信号の終了に応答し、前記第2の電圧をソレノイドコイルから第4ステージの所定の期間の間、分離し、これによりドエルレベル電流が低保持電流レベルを低下させ、 前記低保持電流レベルに応答する手段は、前記動作電圧をソレノイドコイルに供給し、ソレノイドコイルの電磁界を継続させて、アーマチュア手段をその終端位置に第5ステージ期間の間維持し、 前記作動パルスの立ち下がり縁に応答する手段は、前記動作電圧をソレノイドコイルから除去し、電磁界を誘導し、アーマチュア手段をその静止位置に復帰させる、ことを特徴とするソレノイド作動式装置を作動するための電子電力制御装置。
IPC (5件):
H01F 7/18 ,  F02D 41/20 375 ,  F02M 51/06 ,  H01H 47/32 ,  H03K 17/64
FI (5件):
H01F 7/18 F ,  F02D 41/20 375 ,  F02M 51/06 M ,  H01H 47/32 Z ,  H03K 17/64
引用特許:
審査官引用 (4件)
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