特許
J-GLOBAL ID:200903059599819401

電流センサーの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 光司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-049510
公開番号(公開出願番号):特開2000-249725
出願日: 2000年02月25日
公開日(公表日): 2000年09月14日
要約:
【要約】【課題】 大量生産に適した電流センサーの製造方法ならびに寄生的な磁場の影響を確実に除去することのできる電流センサーを提供すること。【解決手段】 測定電流の流れる電気導体部分6はその3方の側面を磁気回路部分7により囲まれる形で配置される。この磁気回路部分は、導体部分6の第四の側面のほぼ面内配置された平面をもった端部7’,7”を有し、磁気検出器3は第四の側面に向かい合うように配置される。導体部分6は電気導体材料の層をもって、磁気回路部分7は透磁性材料の層をもって、それぞれ写真平板をかけられ且つエッチングにより製作される。磁気検出器3は、支持部材1又は第一の表面とは反対側のこの部材の第二の表面上、または、支持部材の前記第二の表面に配置される中間層9の1又はさらに多くの層又は部分上に固定される。
請求項(抜粋):
電流によって発生させられた磁場を検出することにより電流(I,Ia,Ib)を測定する電流センサーの製造方法であって、この電流センサーは、略矩形断面の1つの電気導体部分(6,6a,6b)を少なくとも有し、この導体部分はこの導体部分自身を測定する電流を供給する2つの導体に直列接続することを可能ならしめるように配置された端子を有し、前記導体部分は、その3方の側面を磁気回路部分により囲まれる形で配置されると共に、前記磁気回路部分(7)は、前記導体部分の第四の側面のほぼ面内に配置された平面をもった端部(7’,7”)を有し、磁場検出器(3,24,26)は前記第四の側面に向かい合うように配置されており、前記導体部分(6)は、平坦な支持部材(1,1’,1”)の第一の表面上、又は、この支持部材の前記表面に配置される一つ又はさらに多くの中間層又は中間層部分(8,9,10,11)上に付着される電気導体材料の層をもって、写真平板にかけ且つエッチングすることで製作され、磁気回路部(7)は、前記導体部分(6)上及び支持部材(1,1’,1”)の前記第一の表面又は中間層(8)の部分上に付着される透磁性材料の層をもって、写真平板にかけ且つエッチングすることで製作され、前記磁場検出器(3,24,26)は、前記支持部材(1,1’,1”)の中、前記第一の表面とは反対側のこの部材の第二の表面上、または、支持部材の前記第二の表面に配置される中間層(9,10,11)の一つ又はさらに多くの層又は部分上に固定されていることを特徴とする電流センサーの製造方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-187159
  • 特開昭63-187159
  • 電流センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-113499   出願人:株式会社島津製作所

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