特許
J-GLOBAL ID:200903059616889435

構造物の補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 数彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-166506
公開番号(公開出願番号):特開平10-339040
出願日: 1997年06月09日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】構造物の補強面上にプライマー層を形成し、必要によりプライマー層の上にパテ層を形成した後、形成されたプライマー層(パテ層を形成した部分ではパテ層)の表面へ繊維シートを被着する前および/または被着した後に含浸樹脂を塗布して繊維シートの空隙に浸透させ、含浸樹脂を硬化させて構造物を補強する際、補強樹脂が冬期、特に低温条件下であっても取り扱い性が良好で、且つ、補強面に強固に被着することが可能な構造物の補強方法を提供する。【解決手段】プライマー、パテ及び含浸樹脂として、(1)エポキシ樹脂60〜85重量%、2価アルコール系ジグリシジルエーテル15〜40重量%等を含む樹脂組成物と(2)マンニッヒ型硬化剤60〜100重量%及び脂肪族ポリエーテルジアミン0〜40重量%を含む硬化剤組成物との混合物を使用し、その際、(3)樹脂組成物中の官能基の数に対する硬化剤組成物中の活性水素の数の比を1:0.85〜1:1.2の範囲に調整する。
請求項(抜粋):
構造物の補強面上にプライマー層を形成し、必要によりプライマー層の上にパテ層を形成した後、形成されたプライマー層(パテ層を形成した部分ではパテ層)の表面へ繊維シートを被着する前および/または被着した後に含浸樹脂を塗布して繊維シートの空隙に浸透させて含浸樹脂を硬化させる構造物の補強方法において、上記のプライマー、パテ及び含浸樹脂として、(1)25°Cにおける粘度が150PS以下であるエポキシ樹脂60〜85重量%、2価アルコール系ジグリシジルエーテル15〜40重量%、アクリルオリゴマー0〜15重量%及び揺変剤0〜5重量%を含む樹脂組成物と、(2)マンニッヒ型硬化剤60〜100重量%及び脂肪族ポリエーテルジアミン0〜40重量%を含む硬化剤組成物との混合物を使用し、その際、(3)樹脂組成物中の官能基の数に対する硬化剤組成物中の活性水素の数の比を1:0.85〜1:1.2の範囲に調整することを特徴とする構造物の補強方法。
IPC (7件):
E04G 23/02 ,  C08G 59/40 ,  C08J 5/10 CFC ,  C08L 63/00 ,  C09D163/00 ,  B29C 70/06 ,  B29K105:08
FI (6件):
E04G 23/02 F ,  C08G 59/40 ,  C08J 5/10 CFC ,  C08L 63/00 ,  C09D163/00 ,  B29C 67/14 W
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

前のページに戻る