特許
J-GLOBAL ID:200903059644874273

船外機用DOHC型エンジンの潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-219497
公開番号(公開出願番号):特開平11-062538
出願日: 1997年08月14日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 カム室にオイルが滞留することがない船外機用DOHC型エンジンの潤滑装置を提供する。【解決手段】 シリンダヘッド18に吸気カム軸19と排気カム軸20とを軸線方向が上下方向を指向するように装着する。シリンダヘッド18にこれとの間にカム室を形成するヘッドカバーを取付ける。カム軸の被潤滑部にオイルポンプでオイルを圧送する構造とする。吸気カム軸側カム室29の下部と排気カム軸側カム室30の下部を、互いに画成されるようにし、シリンダヘッド下端部のオイル通路73でシリンダボディ18側のオイル戻り通路に連通させる。前記オイル通路73を下方に凸となるように形成して一端を前記カム室29に開口させ、他端を前記カム室30に開口させた。
請求項(抜粋):
シリンダヘッドに、吸気カム軸と排気カム軸とを軸線方向が上下方向を指向するように装着するとともに、前記両カム軸を収容するカム室をシリンダヘッドとの間に形成するヘッドカバーを取付け、前記両カム軸の被潤滑部にオイルポンプによってオイルを圧送する船外機用DOHC型エンジンの潤滑装置であって、前記カム室の下部を、吸気カム軸側と排気カム軸側とで画成される構造とし、吸気カム軸側のカム室と排気カム軸側のカム室とを、シリンダヘッドの下端部に形成したオイル通路によってシリンダボディ側のオイル戻り通路に連通させてなり、前記シリンダヘッドの下端部における燃焼室と対応する中央部を両側より下方へ突出させてこの突出部内に前記オイル通路を下方に凸となるように形成し、このオイル通路の一端を吸気カム軸側のカム室に開口させるとともに、他端を排気カム軸側のカム室に開口させたことを特徴とする船外機用DOHC型エンジンの潤滑装置。
IPC (4件):
F01M 1/06 ,  B63H 20/00 ,  F01L 1/12 ,  F02F 7/00
FI (5件):
F01M 1/06 Q ,  F01M 1/06 D ,  F01L 1/12 D ,  F02F 7/00 P ,  B63H 21/26 K
引用特許:
審査官引用 (2件)

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