特許
J-GLOBAL ID:200903059670473686

建設機械の油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浜田 治雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-118021
公開番号(公開出願番号):特開平7-317706
出願日: 1994年05月31日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 比較的大慣性のアクチュエータを含む建設機械の油圧回路において、複合操作性およびエネルギ効率の低下を防止する油圧回路を得る。【構成】 アクチュエータは、大慣性の旋回用32と小慣性のブームおよびアーム用34、36とからなり、方向切換弁は、大慣性用のオープンセンタ型60と小慣性用のクローズドセンタ型34、36とからなり、方向切換弁60のバイパス通路60aには、タンクライン54に連通する圧油バイパスライン62を接続すると共に、このライン上に圧力補償付流量制御弁64と圧力発生手段66とを設け、さらに制御弁64には、その開方向にこの制御弁の上流側圧力を信号ライン64aを介して印加すると共に、閉方向には小慣性アクチュエータ34、36の最大負荷圧力を信号ライン42、44、高圧選択手段48、信号ライン50を介して印加し、そして可変容量ポンプ10の流量制御機構10aには圧力発生手段66の上流側圧力を信号ライン68を介して印加するように構成する。
請求項(抜粋):
1つの比較的大慣性のアクチュエータと1つもしくは複数の比較的小慣性のアクチュエータとからなり、これらのアクチュエータに対して、それぞれネガティブ制御可変容量ポンプからの吐出圧油を、分岐ポンプライン、方向切換弁およびアクチュエータラインを介してパラレルに給排する建設機械の油圧回路において、前記大慣性アクチュエータ用の方向切換弁はバイパス通路を有するオープンセンタ型に形成し、一方前記小慣性アクチュエータ用の方向切換弁はクローズドセンタ型に形成し、前記オープンセンタ型方向切換弁の前記バイパス通路にはタンクラインに連通する圧油バイパスラインを接続すると共に、この圧油バイパスライン上に上流側から順に圧力補償付流量制御弁と圧力発生手段とを設け、前記圧力補償付流量制御弁には、その開方向に当該制御弁の上流側圧力を印加すると共に、閉方向に前記クローズドセンタ型方向切換弁で発生する前記小慣性アクチュエータの負荷圧力および/またはその中の最大負荷圧力およびばね圧を印加して、前記圧力発生手段の上流側圧力を介して前記ネガティブ制御可変容量ポンプを制御するよう構成することを特徴とする建設機械の油圧回路。
IPC (4件):
F15B 11/16 ,  E02F 9/22 ,  F15B 11/00 ,  F15B 11/05
FI (2件):
F15B 11/16 Z ,  F15B 11/00 Q
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 再生油圧回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-107878   出願人:東芝機械株式会社
  • 特開平4-019406
  • 特開平4-019406
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