特許
J-GLOBAL ID:200903059673511600

改善された耐薬品性を有する熱可塑性成形材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 矢野 敏雄 ,  山崎 利臣 ,  久野 琢也 ,  アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  ラインハルト・アインゼル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-544311
公開番号(公開出願番号):特表2007-514046
出願日: 2004年12月14日
公開日(公表日): 2007年05月31日
要約:
本発明は、(A)メチルメタクリラート重合体、成分(A)、(B)及び(C)の合計に対して30〜69質量%と、(B)ビニル芳香族モノマーとシアン化ビニルとの重合により得られる共重合体、成分(A)、(B)及び(C)の合計に対して30〜69質量%と、(C)(C1)1,3-ジエンとビニル芳香族モノマーとの重合により得られるコア、(C)に対して60〜90質量%と、(C2)第1のグラフト被膜、(C)に対して5〜20質量%と、(C3)アルキル(メタ)アクリラート重合体からなる第2のグラフト被膜、(C)に対して5〜20質量%とから得られるグラフト共重合体、成分(A)、(B)及び(C)の合計に対して1〜40質量%とからなる混合物を有し、但し、(C2)対(C3)の量比は2:1〜1:2の範囲内にあり、その際、第1のグラフト被膜(C2)が、(C21)ビニル芳香族モノマー、(C2)に対して30〜39質量%と、(C22)メタクリル酸のC1〜C8-アルキルエステル、(C2)に対して61〜70質量%と、(C23)架橋性モノマー、(C2)に対して0〜3質量%からなるモノマー混合物の重合によって得られることが発明の本質である熱可塑性成形材料、並びに前記成形材料の製造方法、その使用及びそれから得られた成形品に関する。
請求項(抜粋):
次の成分 (A) 次の成分 (A1) メチルメタクリラート、(A)に対して90〜100質量%と、 (A2) アクリル酸のC1〜C8-アルキルエステル、(A)に対して0〜10質量% とからなる混合物の重合により得られるメチルメタクリラート重合体、成分(A)、(B)及び(C)の合計に対して30〜69質量%と、 (B) 次の成分 (B1) ビニル芳香族モノマー、(B)に対して75〜88質量%と、 (B2) シアン化ビニル、(B)に対して12〜25質量% とからなる混合物の重合により得られる共重合体、成分(A)、(B)及び(C)の合計に対して30〜69質量%と、 (C) 次の成分 (C1) 次の成分 (C11) 1,3-ジエン、(C1)に対して65〜90質量%と、 (C12) ビニル芳香族モノマー、(C1)に対して10〜35質量% とからなるモノマー混合物の重合によって得られるコア、(C)に対して60〜90質量%と、 (C2) 第1のグラフト被膜、(C)に対して5〜20質量%と、 (C3) 次の成分 (C31) メタクリル酸のC1〜C8-アルキルエステル、(C3)に対して70〜98質量%と、 (C32) アクリル酸のC1〜C8-アルキルエステル、(C3)に対して2〜30質量% とからなるモノマー混合物の重合により得られる第2のグラフト被膜、(C)に対して5〜20質量% とから得られるグラフト共重合体、成分(A)、(B)及び(C)の合計に対して1〜40質量%と、 (D) 場合により常用の添加剤、成分(A)、(B)及び(C)の合計に対して20質量%までの量とからなり、 但し(C2)対(C3)の質量比は2:1〜1:2の範囲内にある混合物を含有する熱可塑性成形材料において、 第1のグラフト被膜(C2)が (C21) ビニル芳香族モノマー、(C2)に対して30〜39質量%と、 (C22) メタクリル酸のC1〜C8-アルキルエステル、(C2)に対して61〜70質量%と、 (C23) 架橋性モノマー、(C2)に対して0〜3質量% とからなるモノマー混合物の重合により得られることを特徴とする、熱可塑性成形材料。
IPC (3件):
C08L 33/12 ,  C08L 25/12 ,  C08L 51/06
FI (3件):
C08L33/12 ,  C08L25/12 ,  C08L51/06
Fターム (4件):
4J002BC06X ,  4J002BG06W ,  4J002BN16Y ,  4J002GG01
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)

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