特許
J-GLOBAL ID:200903059692842286

気圧式倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-050982
公開番号(公開出願番号):特開平10-230840
出願日: 1997年02月19日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 バルブボデー内の組付作業を廃して組付性の改善を図った2レシオタイプの気圧式倍力装置を提供する。【解決手段】 バルブボデー22に内装したプランジャ31を、入力軸34と連結される本体部32とリアクションディスク45に臨むユニット化した反力受部22とに分割し、反力受部22は、軸部材50とこれに嵌装したスリーブ51を備えると共に、このスリーブ51を軸部材50に固定したばね受52に一端を着座させた圧縮ばね53により所定のセット荷重で前方へ付勢し、入力が小さい間は、出力軸46からリアクションディスク45を介して伝えられる出力反力をスリーブ51と軸部材50とで一体で受け、セット荷重以上の入力が加わった時に、圧縮ばね52の短縮によりスリーブ51をバルブボデー32の段差部30aに係止させ、軸部材50のみで出力反力を受けて、一段高い倍力比を得る。
請求項(抜粋):
シェル本体内をダイアフラムを備えたパワーピストンにより定圧室と変圧室とに区画し、前記パワーピストンに設けたバルブボデーの軸孔内に、入力軸と連結されたプランジャと該プランジャの後端に設けた弁座を要素とする弁機構とを配設し、前記プランジャの摺動に応じて前記弁機構を作動させることにより、前記定圧室と前記変圧室とに差圧を発生させ、この差圧により前記パワーピストンに生じた推力をリアクションディスクを介して出力軸に伝達すると共に、出力反力の一部を前記リアクションディスクを介して前記プランジャに伝達するようにした気圧式倍力装置において、前記プランジャを、前記入力軸に連結される本体部と前記リアクションディスクに臨む反力受部とに分割し、前記反力受部は、前記バルブボデーの軸心上に配置した軸部材と、該軸部材に摺動可能に嵌装され、該軸部材の先端に設けたフランジ部により前進が規制されると共に、前記バルブボデーの軸孔に設けた段差部により後退が規制されたスリーブと、前記軸部材の基端部に取付けられたばね受に一端を着座させて、常時は所定のセット荷重で前記スリーブを前進端に位置決めする圧縮ばねとを備える構成としたことを特徴とする気圧式倍力装置。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • ブレーキ倍力装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-503356   出願人:ルーカス・インダストリーズ・パブリック・リミテッド・カンパニー
審査官引用 (1件)
  • ブレーキ倍力装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-503356   出願人:ルーカス・インダストリーズ・パブリック・リミテッド・カンパニー

前のページに戻る