特許
J-GLOBAL ID:200903059721035328

スパークプラグ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-341233
公開番号(公開出願番号):特開2001-155839
出願日: 1999年11月30日
公開日(公表日): 2001年06月08日
要約:
【要約】【課題】 取付ねじ部がロングリーチ化しても絶縁体の抗折強度を十分に確保することが可能であり、ひいてはスパークプラグ取付時等においても絶縁体折損等の不具合を生じにくい構造のスパークプラグを提供する。【解決手段】 取付ねじ部7のロングリーチ化に伴い、端子金具13の先端縁が絶縁体2の中胴部2g内に位置するようになると、これが抗折支点となって強度的な問題を生じやすくなる。そこで、端子金具13の先端縁に対応する位置における中胴部2gの肉厚を、(D-d)/Dの値にて0.42以上となるように確保することで、スパークプラグ取付時等において絶縁体2に曲げや衝撃、あるいはねじり等がある程度強く作用しても、絶縁体2の特に中胴部2gに折損等の不具合を生じにくくすることができる。
請求項(抜粋):
軸状の中心電極と、その外側を覆う軸状の絶縁体と、両端が開放する筒状に形成され、前記中心電極の外側に配置される主体金具と、その主体金具に結合されて前記中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極とを備えたスパークプラグにおいて、前記絶縁体の軸線方向において前記火花放電ギャップの位置する側を前方側、これと反対側を後方側として、前記主体金具の前端部外周面に形成される取付ねじ部のねじリーチが25mm以上であり、また、前記絶縁体の軸線方向中間の、前記主体金具内に位置する部分には、外向きに突出する周方向のダイヤ部と、そのダイヤ部の前方側に隣接する中胴部とが形成される一方、前記絶縁体の軸方向に形成された貫通孔に対し、その後端部側に端子金具が固定され、同じく前端部側に前記中心電極が固定され、また、該貫通孔内において前記端子金具と前記中心電極との間に導電性結合層が配置され、前記端子金具の先端縁は前記絶縁体の前記中胴部内に入り込んで位置するとともに、前記端子金具の先端縁に対応する位置における中胴部の外径をD、該中胴部内における前記貫通孔の内径をdとして、0.42≦(D-d)/D≦0.79を満足するように、前記中胴部の肉厚が定められていることを特徴とするスパークプラグ。
IPC (2件):
H01T 13/20 ,  H01T 13/36
FI (2件):
H01T 13/20 B ,  H01T 13/36
Fターム (5件):
5G059AA10 ,  5G059CC01 ,  5G059FF06 ,  5G059FF08 ,  5G059GG05
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • スパークプラグ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-090981   出願人:日本特殊陶業株式会社
  • 特開昭61-058187
審査官引用 (2件)
  • スパークプラグ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-090981   出願人:日本特殊陶業株式会社
  • 特開昭61-058187

前のページに戻る