特許
J-GLOBAL ID:200903059740722034
量子暗号通信システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平山 一幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-270149
公開番号(公開出願番号):特開2000-101570
出願日: 1998年09月24日
公開日(公表日): 2000年04月07日
要約:
【要約】【課題】 伝送信号の量子力学的な状態の測定が可能になるとともに実質的に高い量子効率で伝送信号の検出が可能な量子暗号通信システムを提供する。【解決手段】 送信者と受信者の装置は、ビームスプリッター2,6と、鏡3,5とを有し、送信者はレーザー光源1と光減衰器4とを、受信者は増幅器及び電圧測定器8を備えている。信号光Sを反射する鏡3,5は光の波長程度の微少な距離の移動が可能で信号光Sの位相を変化させる。信号光Sは光減衰器4により強度が減少し、典型的な強度が光子1個程度となるようにし、量子力学的な状態変化を検出できる微弱な信号にしている。参照光Lの典型的な強度は光子1千万個程度であり、信号光Sと参照光Lの強度は著しく異なるように調節している。受信者は位相差を付与された信号光Sと参照光Lとの差信号を測定し、この頻度分布に基づいて受信側と送信側の秘密鍵を共有する。
請求項(抜粋):
光信号を用いる量子暗号通信において、盗聴の操作によって生じる信号光の振幅と位相とで規定される量子力学的な確率分布の変化に基づいて盗聴を検出することを特徴とする、量子暗号通信システム。
IPC (3件):
H04L 9/38
, H04B 10/00
, H04L 9/08
FI (4件):
H04L 9/00 691
, H04B 9/00 Z
, H04L 9/00 601 E
, H04L 9/00 601 C
Fターム (11件):
5J104AA05
, 5J104AA16
, 5J104EA20
, 5J104JA03
, 5J104NA02
, 5J104NA21
, 5K002AA01
, 5K002AA03
, 5K002BA05
, 5K002CA07
, 5K002CA15
引用特許:
審査官引用 (2件)
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量子暗号方式
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-280449
出願人:日本電信電話株式会社
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量子暗号の構成方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-052102
出願人:日本電信電話株式会社
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