特許
J-GLOBAL ID:200903059799669862

ジアリールカーボネートの精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-182268
公開番号(公開出願番号):特開平11-029532
出願日: 1997年07月08日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 溶融エステル交換法による芳香族ポリカーボネート製造時の重合触媒被毒物質である加水分解性塩素を含まないジアリールカーボネートの製造において、精製工程における排水負荷を低減する方法を提供する。【解決手段】 芳香族モノヒドロキシ化合物と、ホスゲンまたはアリールクロロフォーメートとを反応させて得たジアリールカーボネートを含有する反応混合物を、アルカリ水溶液と接触させて中和した後、有機相と水相に分離し、該有機相を水と接触させ、再び水相と有機相に分離し、該有機相よりジアリールカーボネートを回収する精製方法において、アルカリ水溶液との接触後に分離した水相及びまたは温水との接触後に分離した水相を蒸留し、留出水をアルカリ水溶液の調製及びまたは有機相と接触させる水として再利用する。
請求項(抜粋):
芳香族モノヒドロキシ化合物と、ホスゲンまたはアリールクロロフォーメートとを反応させて得たジアリールカーボネートを含有する反応混合物を、アルカリ水溶液と接触させて中和した後、有機相と水相に分離し、分離した有機相を水と接触させ、再び水相と有機相に分離し、該有機相よりジアリールカーボネートを回収するジアリールカーボネートの精製方法において、アルカリ水溶液との接触後に分離した水相または水との接触後に分離した水相を蒸留し、留出水をアルカリ水溶液の調製または有機相と接触させる水として再利用することを特徴とするジアリールカーボネートの精製方法。
IPC (3件):
C07C 69/96 ,  C07C 68/02 ,  C07C 68/08
FI (4件):
C07C 69/96 Z ,  C07C 68/02 A ,  C07C 68/02 B ,  C07C 68/08
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • 化学実験操作法上巻, 19631120, 第27版, p221〜235

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