特許
J-GLOBAL ID:200903059807702246
磁気共鳴イメージング装置及び方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
多田 公子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-195374
公開番号(公開出願番号):特開平9-038061
出願日: 1995年07月31日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 心電R波をトリガとして信号計測を行う心電同期MRI撮影において、縦緩和の差に起因して第1心時相の画像のみが高信号となるフラッシング現象を防止する。【解決手段】 トリガ信号を用いて信号計測をするに際し、信号計測を開始する前に一定期間パルスシーケンスを繰り返し実施し、スピンの定常状態(SSFP状態)に至らしめた後計測を行う。またトリガ信号後必要なフェーズ分の信号計測を終了してもパルスシーケンスを停止せず、画像を構成する全ての信号の計測終了までパルスシーケンスを継続して実行する。これにより、信号計測期間中に縦緩和による信号強度変動が生じず、全ての信号強度が一定となる。
請求項(抜粋):
被検体に静磁場を与える静磁場発生手段と、該被検体に傾斜磁場を与える傾斜磁場発生手段と、前記被検体の生体組織を構成する原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせる高周波パルスを所定のパルスシーケンスで繰り返し印加するシーケンサと、このシーケンサからの高周波パルスにより被検体の生体組織の原子核に核磁気共鳴を起こさせるために高周波磁場を照射する送信系と、前記核磁気共鳴により放出されるエコー信号を検出する受信系と、この受信系で検出したエコー信号を用いて画像再構成演算を行う信号処理系と、得られた画像を表示する表示手段とを備えた磁気共鳴イメージング装置において、前記シーケンサは、被検体の周期的な動きを有する部位を撮像する際に、磁気共鳴信号発生のためのパルスシーケンスを、前記動きの周期に関わりなく、所望の画像を作成するために必要な信号を全て得るまでの間、一定の繰り返し時間で間断なく繰り返し、該パルスシーケンスに従って発生する磁気共鳴信号のうち、前記周期的な動きのある位相に到達した時点から所望の遅延時間経過した時点での画像を作成するために必要な信号のみを取込み、これら取り込んだ信号を用いて前記周期的な動きの所望の位相での画像を作成することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
IPC (2件):
FI (2件):
A61B 5/05 382
, G01N 24/08 510 Y
引用特許:
審査官引用 (2件)
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MRイメージング装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-063144
出願人:株式会社島津製作所
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特開昭63-214247
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