特許
J-GLOBAL ID:200903059819965625

キャビテイ装着多層形スロットアンテナ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-048629
公開番号(公開出願番号):特開平6-244626
出願日: 1993年02月15日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】偏波方向を任意に変えられ、かつパラレルプレートモード(PPM)の発生を抑制する。【構成】スロット7,8の後方にキャビテイ6がある。給電線4,5の給電端4a,5aからの一部の放射電力は、キャビテイ6内に捕獲される。その電力は、キャビテイ6の奥行き側底面によりスロット7,8側に向けて反射され、有効利用される。その結果、従来のPPMの発生を極力抑えることができる。また、偏波方向は、2本の給電線4,5のうちから一本の給電線を選択して、その給電線から給電を行なうことにより変更できる。このため、偏波方向を変更するにあたっては、アンテナ全体の姿勢を変える必要が無い。さらに2本の給電線4、5を同時に使用し、等振幅で90 ゚の位相差を与えることにより、円偏波を発生させることができる。
請求項(抜粋):
3層の面状接地導体と、2本の給電線と、キャビテイとを有するキャビテイ装着多層形スロットアンテナであって、前記3層の面状接地導体は、上段,中段,下段に互いに平行に配列して3層に設けられたものであり、前記上段及び中段の面状接地導体は、スロットをそれぞれ有し、前記2本の給電線は、1本の給電線が上段と中段との前記面状接地導体間、残りの1本の給電線が中段と下段の前記面状接地導体間にそれぞれ配置されて、各給電線の給電端が、上段と中段との各面状接地導体に設けたスロットに対向して位置し、前記2本の給電線の向きは、互いに異なり、前記キャビテイは、前記下段の面状接地導体に前記スロットと対向して設けられた奥行きのある空間であることを特徴とするキャビテイ装着多層形スロットアンテナ。
IPC (4件):
H01Q 13/10 ,  H01Q 3/00 ,  H01Q 13/18 ,  H01Q 21/24

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