特許
J-GLOBAL ID:200903059820073142

船舶の自動着岸・離岸方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-076031
公開番号(公開出願番号):特開平6-286694
出願日: 1993年04月02日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【構成】 2枚の高揚力舵4a,4bの回転位置を適宜組合せることにより船体1ないし船尾に任意方向のスラストを与え、船首部1aに設けた船首スラスター2により船首に左右方向のスラストを与えて船体運動を制御し、船首部1aと船尾部1bのそれぞれに設けた横移動速度センサー8a,8bおよび距離センサー9a,9b、船体の任意の位置に設けた縦移動速度センサー10と方向センサー11の各センサーの検出値を入力値として演算制御装置14において船首スラスター2および舵取機制御装置の制御量を算出して制御する。【効果】 機器構成が簡略なものとなるので制御を単純化でき、船のそのときどきの状態に応じて運動方程式の係数を算出して高揚力舵および船首スラスターの最適な制御量を算出するので、最短時間で、行きすぎもせず、行き足りずもせず、目的の位置に適確に着けることができる。
請求項(抜粋):
1基の固定ピッチプロペラからなるプロペラ推進器を作動させた状態において、船尾部の前記プロペラの後方に配置した2枚の高揚力舵の舵角を舵取機制御装置で操作し、2枚の高揚力舵の回転位置を適宜組合せることにより船体ないし船尾に任意方向のスラストを与え、船首部に設けた船首スラスターにより船首に左右方向のスラストを与えて船体運動を制御し、船首部と船尾部のそれぞれに設けた横移動速度センサーおよび距離センサーにより船首部と船尾部におけるそれぞれの横移動速度および岸壁からの距離を検出し、船体の任意の位置に設けた縦移動速度センサーと方向センサーにより船体の船首尾方向の速度および船体と岸壁との位置関係を検出し、前記各センサーの検出値を入力値として演算制御装置において船首スラスターおよび舵取機制御装置の制御量を算出し、算出した制御量に基づいて船首スラスターおよび舵取機制御装置を操作する船舶の自動着岸・離岸方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-025094
  • 高圧保護回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-118768   出願人:株式会社日立製作所, 株式会社日立画像情報システム
  • 特開平3-226227
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