特許
J-GLOBAL ID:200903059866938741

機能分離型橋梁支承装置用の水平荷重弾性支承装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-396413
公開番号(公開出願番号):特開2005-155211
出願日: 2003年11月26日
公開日(公表日): 2005年06月16日
要約:
【課題】装置をコンパクト化し得て上部構造体の水平方向荷重を良好に支持することができ、尚且つ上部構造体の回転運動を許容しながらゴム支承体に対して引張り力を作用せしめない、機能分離型橋梁支承装置における水平荷重弾性支承装置を提供する。【解決手段】橋梁の上部構造体11と下部構造体13との間に介挿される水平荷重弾性支承装置10を、ゴム支承体12の上部にフランジプレート32を有する形態として、フランジプレート32と上沓34とを剪断キー42とキー穴44との係合により水平方向に固定する。その剪断キー42とキー穴44とは凸曲面48と凸曲面48に対して相対摺動可能に嵌合且つ面接触する凹曲面52とを有する軸受部46を介して係合させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
橋梁における上部構造体と下部構造体との間に介挿され、該上部構造体の水平方向変位を許容しつつ鉛直荷重を支持する鉛直荷重支承装置と併用されて、該上部構造体の水平方向荷重を弾性支持する機能分離型橋梁支承装置用の水平荷重弾性支承装置であって、 弾性層と剛性の補強プレートとを複数積層した構造の弾性支承体の上部にフランジプレートが固設されて、該フランジプレートと前記上部構造体に固定される上沓とが、何れか一方に設けられた剪断キーと、他方に設けられて該剪断キーを挿入させるキー穴との係合により水平方向に固定され、且つそれら剪断キーとキー穴とが、凸曲面と該凸曲面に対して相対摺動可能に嵌合且つ面接触する凹曲面とを有する軸受部を介して係合しているとともに、該剪断キーと該キー穴との間には上下方向の隙間が形成してあり、前記上部構造体の撓みに伴う前記上沓の回転運動を、それら凸曲面と凹曲面との相対摺動により吸収するようになしてあることを特徴とする機能分離型橋梁支承装置用の水平荷重弾性支承装置。
IPC (1件):
E01D19/04
FI (2件):
E01D19/04 B ,  E01D19/04 101
Fターム (8件):
2D059AA37 ,  2D059BB37 ,  2D059GG02 ,  2D059GG17 ,  2D059GG30 ,  2D059GG33 ,  2D059GG35 ,  2D059GG55
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)
  • 橋梁用機能分離型支承における水平荷重弾性支持装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-333860   出願人:川口金属工業株式会社
  • 構造物用の沓装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-232763   出願人:日立造船株式会社, 三井造船株式会社, 株式会社横河ブリッジ, 株式会社春本鐵工, 三菱重工業株式会社, 川崎重工業株式会社, 松尾橋梁株式会社, 片山ストラテック株式会社, オイレス工業株式会社
  • 機能分離型橋梁支承装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-144766   出願人:川口金属工業株式会社

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