特許
J-GLOBAL ID:200903059920056580

自動周波数制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-293070
公開番号(公開出願番号):特開平8-154108
出願日: 1994年11月28日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 自動周波数制御回路の引き込み精度向上、誤引き込み防止を行う。【構成】 準同期型復調器の自動周波数制御回路に、直交変換器1からのディジタル信号を入力し、周波数弁別、平滑化を行い、周波数分析の精度が比較的高く、周波数分析速度が比較的遅い微調用の第1のディジタル型周波数弁別器10と、前記ディジタル信号を入力し、周波数弁別、平滑化を行い、周波数分析の精度が比較的低く、周波数分析速度が比較的速い粗調用の第2のディジタル型周波数弁別器11と、前記ディジタル信号を入力し、同期シンボルを検出し周波数の引き込み状態を検出し、スイッチ9を切り換える判断を行う引き込み状態検出部12とを設ける。制御信号調整部は周波数引き込み状態に応じて、第1のディジタル型周波数弁別器10又は第2のディジタル型周波数弁別器11の出力信号の変化に対して可変周波数発振器2への入力信号を切り換えて周波数を変化させる。
請求項(抜粋):
準同期型復調器の自動周波数制御回路において、複数の副搬送波の合成信号である入力信号の周波数成分の中心を0Hzとする基底帯域に直交変換する直交変換器(1)と、制御信号で周波数を制御し前記直交変換器(1)に発振出力を供給する可変周波数発振器(2)と、前記直交変換器(1)の変換時に発生する周波数偏差のディジタル信号を入力し、周波数弁別を行ってこの結果の平滑化を行うが、周波数分析の精度が比較的高く、周波数分析速度が比較的遅い微調用の第1のディジタル型周波数弁別器(10)と、前記直交変換器(1)の変換時に発生する周波数偏差のディジタル信号を入力し、周波数弁別を行ってこの結果の平滑化を行うが、周波数分析の精度が比較的低く、周波数分析速度が比較的速い粗調用の第2のディジタル型周波数弁別器(11)と、前記第1のディジタル型周波数弁別器(10)及び第2のディジタル型周波数弁別器(11)を切り換え、その出力信号をアナログ信号に変換した後に前記可変周波数発振器(2)の制御信号とするためのスイッチ(9)と、前記直交変換器(1)の出力が変換されたディジタル信号を入力し、既知シンボルを検出から周波数の引き込み状態を検出し、この検出状態に応じてスイッチ(9)を切り換える判断を行う引き込み状態検出部(12)と、前記引き込み状態検出部(12)の周波数引き込み状態に応じて、前記第1のディジタル型周波数弁別器(10)又は第2のディジタル型周波数弁別器(11)の出力信号の変化に対して前記可変周波数発振器(2)への入力信号を切り換えてその出力信号である周波数を変化させる制御信号調整部(13)とを備えることを特徴とする自動周波数制御回路。
IPC (2件):
H04L 27/38 ,  H03J 7/10
引用特許:
審査官引用 (2件)

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