特許
J-GLOBAL ID:200903059924919116

固体高分子型燃料電池用ガス拡散層の製造方法、固体高分子型燃料電池用膜電極接合体、固体高分子型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-077106
公開番号(公開出願番号):特開2005-267981
出願日: 2004年03月17日
公開日(公表日): 2005年09月29日
要約:
【課題】重力方向においてガス透気度を連続的に変化させることができる固体高分子型燃料電池用ガス拡散層の製造方法、固体高分子型膜電極接合体、固体高分子型燃料電池を提供する。【解決手段】ガス拡散層となるシートと、溶媒に溶出可能な造孔剤とを用い、シートの内部に造孔剤を保持させる。溶媒とシートとを接触させると共に、シートの一端を他端よりも上側に位置させ、シートに接触している溶媒を重力を利用して流下させ、重力方向において造孔剤の分布を形成する。シートを加熱することにより、シートの内部に保持されている造孔剤を蒸散させてシートの内部に細孔を形成する。これにより重力方向の上側のガス透気度を重力方向の下側のガス透気度よりも相対的に大きくする。即ち、重力方向の下側のガス透気度を重力方向の上側のガス透気度よりも相対的に小さくする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ガス拡散層となるシートと、溶媒に溶出可能な造孔剤とを用い、前記シートの内部に前記造孔剤を保持させる工程と、 前記溶媒と前記シートとを接触させると共に、前記シートの一端を他端よりも上側に位置させ、前記シートに接触している溶媒を重力を利用して流下させ、重力方向において前記造孔剤の分布を形成する工程と、 前記シートの内部に保持されている前記造孔剤を消失させて前記シートの内部に細孔を形成し、重力方向の上側のガス透気度を重力方向の下側のガス透気度よりも相対的に大きくすると共に、 重力方向の下側のガス透気度を重力方向の上側のガス透気度よりも相対的に小さくする工程とを含むことを特徴とする固体高分子型燃料電池用ガス拡散層の製造方法。
IPC (2件):
H01M4/88 ,  H01M8/10
FI (2件):
H01M4/88 Z ,  H01M8/10
Fターム (9件):
5H018AA06 ,  5H018AS01 ,  5H018BB00 ,  5H018BB05 ,  5H018BB16 ,  5H026AA06 ,  5H026BB00 ,  5H026BB03 ,  5H026BB10
引用特許:
出願人引用 (3件)

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