特許
J-GLOBAL ID:200903059937665148
ループヒートパイプ用蒸発器及びその熱交換方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
机 昌彦
, 谷澤 靖久
, 河合 信明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-208234
公開番号(公開出願番号):特開2004-053062
出願日: 2002年07月17日
公開日(公表日): 2004年02月19日
要約:
【課題】ループヒートパイプ用蒸発器において、面状の発熱体に効率よく取り付け、熱交換効率を向上する。【解決手段】扁平な円筒状の管状体1の扁平円筒状の内部空間周囲に上部ウィック2a、上部円周ウィック2b、下部ウィック2c、下部円周ウィック2d、分離ウィック2eを各ウィックが接するように施す。分離ウィック2eにより上部空間1e、下部空間1fを形成する。外部から液注入管3を介して上部空間1eに供給される液状の熱交換媒体は、上部ウィック2a、上部円周ウィック2b、分離ウィック2e、下部円周ウィック2d、下部ウィック2cに順次浸透吸収される。外部熱源により下部平面1gがC方向から加熱されると、下部ウィック2c内に吸収された熱交換媒体は下部空間1f内で蒸発し、その蒸気は蒸気流路4から外部に排出される。平面状の加熱・蒸発により熱交換効率がよい。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
扁平な円筒状で相対する二平面が密閉された形状の管状体と、前記管状体の内部空間の内周全面に施されたウィック体と、前記ウィック体が作る扁平円筒状の空間を相対する二平面の中央で二分する形で第1及び第2の空間部を形成する分離ウィックと、前記第1の空間部に熱交換媒体を供給する液注入手段と、前記ウィック体及び前記分離ウィックに毛細管作用によって吸収された前記熱交換媒体が前記第2の空間部に対応する前記管状体の外部平面から加熱されたとき、前記第2の空間部内で蒸発した前記熱交換媒体を外部に排出する排出手段とを備えることを特徴とするループヒートパイプ用蒸発器。
IPC (1件):
FI (3件):
F28D15/02 101H
, F28D15/02 Z
, F28D15/02 103G
引用特許:
審査官引用 (2件)
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平面形ヒート・パイプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-195508
出願人:日本電信電話株式会社
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ヒートパイプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-106474
出願人:三菱電機株式会社
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