特許
J-GLOBAL ID:200903059970384138

有機物・水系混合溶液の濃縮分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-088262
公開番号(公開出願番号):特開平8-276102
出願日: 1995年04月13日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】 排水基準を満足する分離水を安定的に得ることのできる有機物・水系混合溶液の濃縮分離装置を提供すること。【構成】 本装置1は、円筒状の本体容器2、この本体容器2に入れられた冷却水を加熱する加熱手段3、加熱されて気化した蒸気の水成分濃度を高める精留手段4、精留された蒸気の一部を凝縮して還流水を生成する凝縮手段5、および分離水を排水する排水手段6より構成される。凝縮手段5は、本体容器2の上方に設置された冷却ファンであり、本体容器2の天板20に向けて送風することにより、精留手段4で精留された蒸気の一部を天板20の下面に凝縮させる。但し、天板20には、凝縮した液滴を精留手段4に対して均一に滴下させるために、天板20の内側に突起部22が突出して設けられている。
請求項(抜粋):
a)有機物と水とから成る混合溶液を加熱する加熱手段と、b)この加熱手段により加熱されて気化した蒸気が凝縮と再蒸発とを繰り返すことで、蒸気の水成分濃度を高める精留手段と、c)この精留手段で精留された蒸気の一部を天板の下面に凝縮させる凝縮手段とを備え、前記天板の下面に凝縮した液滴を前記精留手段に対して略均一に滴下させる凝縮液滴下手段を前記天板に設けたことを特徴とする有機物・水系混合溶液の濃縮分離装置。
IPC (2件):
B01D 3/32 ,  B01D 3/16
FI (2件):
B01D 3/32 A ,  B01D 3/16 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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