特許
J-GLOBAL ID:200903059989577069

多板ロックアップクラッチ付トルクコンバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-295490
公開番号(公開出願番号):特開平7-145858
出願日: 1993年11月25日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【目的】 複数の締結面を有する多板ロックアップクラッチが内蔵された多板ロックアップクラッチ付トルクコンバータにおいて、ロックアップ解除時に引き摺りトルクの低減を図ること。【構成】 多板ロックアップクラッチ10に、フェーシング105の外径部の側面に形成された第1環状溝部106と、該第1環状溝部106に一端が連通し他端がフェーシング105の内径部の端面に開放された第1連通溝部107による引き摺り防止構造を設けた。
請求項(抜粋):
入力部材に連結されるコンバータカバーと、出力部材に軸方向移動可能に設けられるクラッチピストンと、前記コンバータカバーとクラッチピストンとの間に配置され、片面あるいは両面にフェーシングが設けられたクラッチディスクを少なくとも1枚有し、複数の締結面を持つ多板ロックアップクラッチと、前記クラッチピストンで画成される翼要素側のコンバータ油室とコンバータカバー側のロックアップ油室と、前記コンバータ油室に作動油を供給しロックアップ油室の作動油を排除してクラッチピストンに差圧力を作用させることで多板ロックアップクラッチを締結し、ロックアップ油室に作動油を供給しコンバータ油室の作動油を排除してクラッチピストンに差圧力を作用させることで多板ロックアップクラッチを解放するロックアップ制御手段と、前記多板ロックアップクラッチに設けられ、ロックアップ解放時に前記クラッチディスクの内径側に作用する圧力から外径側に作用する圧力までの圧力分布の変化勾配を小さく抑える引き摺り防止構造と、を備えていることを特徴とする多板ロックアップクラッチ付トルクコンバータ。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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