特許
J-GLOBAL ID:200903060058228905

車両用盗難防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-103522
公開番号(公開出願番号):特開平10-299633
出願日: 1997年04月21日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 正規のキースイッチによる所定の電圧差を認識することにより始動可能にして盗難防止を行なう車両における誤判定を極力防止する。【解決手段】 エンジンの点火制御を行うための制御ユニット2に電源端子Bと判定端子Sとを設け、エンジン始動用のキースイッチ1に、電源電圧よりも低い判定電圧を判定端子Sに入力するための定電圧ダイオードZD1を設け、点火制御を行うCDI回路3を有する制御ユニット2に、定電圧ダイオードZD1と同一特性の定電圧ダイオードZD2を設け、両端子B・S間に生じる電圧差が略同一の時に判定用CPU6を介してCDI回路3に点火制御を許可するようにする信号を出力する回路をトランジスタQ1・Q2により構成する。【効果】 判定幅を狭めることができると共に周囲環境が異なっても同じ特性を発揮でき、正規なキースイッチの使用の判断を常に高精度に行うことができる。
請求項(抜粋):
エンジンの点火制御を行うための制御ユニットに電源電圧入力用の電源端子と低電圧入力用の判定端子とを設け、エンジン始動用のキースイッチに、電源電圧を前記電源端子に供給する手段と当該電源電圧よりも低い判定電圧を前記判定端子に入力するための基準定電圧素子とを設けて、前記両端子間に生じる電圧差を検出することにより点火制御を可能にするようにした車両用盗難防止装置であって、前記制御ユニットが、前記基準定電圧素子と同一特性を有する判定用定電圧素子と、前記両端子間の電圧差と前記判定用定電圧素子による電圧差とを比較する比較手段と、前記両電圧差が略一致した場合にのみ前記点火制御を許可する点火制御許可手段とを有することを特徴とする車両用盗難防止装置。
IPC (4件):
F02P 11/04 301 ,  B60R 25/00 611 ,  B60R 25/04 610 ,  B62H 5/00
FI (4件):
F02P 11/04 301 C ,  B60R 25/00 611 ,  B60R 25/04 610 ,  B62H 5/00 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

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