特許
J-GLOBAL ID:200903060064624529

実質的に可塑化されていないプラスチック/ゴムブレンドを製造するための段階的な縮合、動的加硫方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山崎 行造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-196661
公開番号(公開出願番号):特開2000-017084
出願日: 1998年06月26日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】 ペレットと同じ比重を本質的に有する成形物を生産するために射出形成され得る、十分に緻密なペレットを生成する。【解決手段】 複数の硬化可能なゴムブレンド成分の連続する動的加硫は、各硬化可能なゴムの有する官能基(反応部位)の縮合反応をベースにする段階的方法を提供する。本発明の方法は、三つの段階で実施され、各工程において、縮合反応の間、発生したガスを除去する。第二段階で、十分に密度の高い中間体ハードブレンドを形成することが必須である。この中間体ハードブレンドは、比較的大量のプラスチック(硬化可能なゴムに比べて)を含有し、そのため、所望の最終ブレンドよりもかなり堅い。第三段階において、追加のゴム及び加硫されていないゴム用の硬化剤を添加し、所望の軟度へ到達させる。この方法は、押出機で実施される。
請求項(抜粋):
連続する段階において、エンジニアリング熱可塑性樹脂(「プラスチック」)及び第一及び第二の、少なくとも二つの硬化可能なアクリルゴムの加硫されたブレンドを製造する方法であって、(1) 第一段階において、第一の硬化剤と反応しない第二の硬化可能なアクリルゴムの存在の下、第一の硬化可能なアクリルゴムを第一の硬化剤で硬化し、同時に放出されるガスを除去しながら、第一の加硫ゴムを産生し、(2) 第二段階において、前記プラスチック及び前記第一の加硫ゴムの存在の下、放出されるガスを同時に除去しながら、第二の縮合反応において前記第二のゴムを第二の硬化剤で硬化させ、少なくとも40のショアDの硬度を有する十分に緻密な中間体ハードブレンドを産生し、及び(3) 第三段階において、前記十分に緻密な中間体ハードブレンドの存在の下、放出されるガスを同時に除去しながら、連続する縮合反応において追加の硬化剤で追加の硬化可能なゴムを硬化し、30未満のショアDの硬度を有し、実質的に可塑剤を含まない、最終的な「軟らかい」ブレンドを産生することを含む、方法。
IPC (2件):
C08J 3/24 ,  C08L 33/06
FI (2件):
C08J 3/24 ,  C08L 33/06
Fターム (27件):
4F070AA12 ,  4F070AA29 ,  4F070AA32 ,  4F070AA47 ,  4F070AA54 ,  4F070AB11 ,  4F070AB16 ,  4F070AC46 ,  4F070AE08 ,  4F070GA10 ,  4F070GB07 ,  4F070GB10 ,  4J002BG041 ,  4J002BG071 ,  4J002CD191 ,  4J002CF042 ,  4J002CF062 ,  4J002CF072 ,  4J002CF082 ,  4J002CF102 ,  4J002CH012 ,  4J002CL012 ,  4J002CL032 ,  4J002CL052 ,  4J002CL072 ,  4J002EN096 ,  4J002FD146
引用特許:
審査官引用 (3件)

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