特許
J-GLOBAL ID:200903060086980744

建物架構の制振構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-361224
公開番号(公開出願番号):特開平11-190148
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 簡単かつ安価な構造をもってバランスのとれたダンパの配置を可能とし、かつ、このダンパの耐振性能の大幅な向上を図ることができる建物架構の制振構造を提供する。【解決手段】 鉄骨柱12と鉄骨梁14とで区画される空間S内の柱梁仕口部20近傍の鉄骨柱12および鉄骨梁14から、これら柱12,梁14を各一辺とする三角形の仮想対辺Lに沿って柱側ブラケット22および梁側ブラケット24を対向させて突設する。柱側ブラケット22と梁側ブラケット24との間に、一対の滑り板26,26と、滑り板26,26間に滑動自在に挿入されて重ね合わされる摩擦板28と、滑り板26,26間に摩擦板28を挟圧する方向に押圧する付勢手段30とからなる摩擦ダンパ32を設ける。付勢手段30は、設定圧接力が加えられて弾発力の変動が小さい非線形ばね領域内でたわみ変形される皿ばね34を用いて構成する。
請求項(抜粋):
建物架構の柱部材と梁部材とで区画される空間内の柱梁仕口部近傍の柱部材および梁部材から、これら柱梁を各一辺とする三角形の仮想対辺に沿って柱側ブラケットおよび梁側ブラケットを対向させて突設し、これら柱側ブラケットまたは梁側ブラケットの一方に、滑り板を取付けるとともに、他方に該滑り板に滑動自在に重ね合わされる摩擦板を取付け、かつ、該滑り板と該摩擦板とにこれらを圧接する方向に押圧する付勢手段を設けて摩擦ダンパを構成し、該付勢手段に、設定圧接力が加えられて弾発力の変動が小さい非線形ばね領域内でたわみ変形される皿ばねを用いたことを特徴とする建物架構の制振構造。
IPC (7件):
E04H 9/02 311 ,  E04B 1/24 ,  E04B 1/58 ,  E04B 2/56 651 ,  E04B 2/56 ,  E04B 2/56 652 ,  F16F 7/08
FI (7件):
E04H 9/02 311 ,  E04B 1/24 F ,  E04B 1/58 D ,  E04B 2/56 651 D ,  E04B 2/56 651 S ,  E04B 2/56 652 J ,  F16F 7/08
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 摩擦ダンパー装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-020887   出願人:新日本製鐵株式会社
  • 電気モータのロータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-212590   出願人:大同特殊鋼株式会社, 富士電機株式会社, 日産自動車株式会社
  • 特開昭50-085751
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