特許
J-GLOBAL ID:200903060105578600
密封板付転がり軸受
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-325301
公開番号(公開出願番号):特開2001-140907
出願日: 1999年11月16日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【課題】 密封板付転がり軸受1bに組み込んだ密封板8cのシール性向上を図る。【解決手段】 シールリップ11cの端縁部12bを構成する傾斜側面20とシール溝13の側壁面15とのなす角度を規制し、シール性悪化に結び付く上記シールリップ11cの弾性変形を抑える。又、内周面22と上記シール溝13の底面21とのなす角度を規制し、上記シール溝13内に外部からの異物が溜るのを防ぐ。又、曲面部23を上記側壁面15に摺接させて、上記シールリップ11cの接触状態を安定させる。
請求項(抜粋):
外周面に内輪軌道を有する内輪と、内周面に外輪軌道を有する外輪と、上記内輪軌道と外輪軌道との間に転動自在に設けられた複数の転動体と、弾性材を芯金で補強する事により全体を円輪状に形成して成り、外周縁部を上記外輪の端部内周面に形成した係止溝に全周に亙って係止した密封板とを備え、この密封板の内周縁部を構成する上記弾性材の端縁部を上記内輪の端部外周面に形成したシール溝の側壁面に摺接させた密封板付転がり軸受に於いて、上記弾性材の端縁部は、上記シール溝の側壁面に対向する傾斜側面と、この傾斜側面よりも直径方向内方に位置して上記シール溝の底面に対向する内周面と、これら傾斜側面と内周面とを連続させる連続部とを備え、このうちの連続部を上記シール溝の側壁面に摺接させると共に、この連続部が上記側壁面に当接した状態で上記側壁面と上記傾斜側面とのなす角度を10〜45度とし、上記シール溝の底面と上記内周面とを平行若しくは上記内輪の軸方向外端面側に寄る程間隔が大きくなる方向に相対的に傾斜させて、上記底面と上記内周面とのなす角度を0〜30度とした事を特徴とする密封板付転がり軸受。
Fターム (4件):
3J016AA02
, 3J016BB03
, 3J016BB04
, 3J016CA02
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭61-157828
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特公昭46-039361
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エンジン補機用転がり軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-321732
出願人:日本精工株式会社
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