特許
J-GLOBAL ID:200903060126468219

半径方向力を発生する永久磁石形回転電気機械の制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 勇 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-263571
公開番号(公開出願番号):特開平10-094217
出願日: 1996年09月12日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 負荷運転時、或いは過度状態等においても、トルクを発生するための電流により生じる磁束が、半径方向力に影響することなく、安定に運転が可能な永久磁石型回転電気機械の制御システムを提供する。【解決手段】 永久磁石形回転電気機械の固定子に、p極の巻線と、p±2極の追加巻線とを備え、主軸の半径方向位置を検出して、主軸の半径方向位置が指令値と一致するように、極数が異なる巻線にそれぞれ電流を供給して半径方向力を発生させる、非干渉制御器を含む回転電気機械のフィードバック制御システムにおいて、非干渉制御器で磁束の方向を推定すべく、回転電気機械に流れる電流を検出し、この検出値を3相2相変換し、この電流を回転座標に変換することにより、電流のd軸成分とq軸成分を検出し、さらに、あらかじめ推定された永久磁石の等価電流値とから、電流ベクトルの大きさとその回転角度、あるいは磁束ベクトルの大きさとその回転角度を演算し、非干渉制御器に信号として伝送し、負荷時においても、過渡時においても速度制御系と、半径方向位置制御系を非干渉化する。
請求項(抜粋):
永久磁石形回転電気機械の固定子に、p極の巻線と、p±2極の追加巻線とを備え、主軸の半径方向位置を検出して、該主軸の半径方向位置が指令値と一致するように、前記極数が異なる巻線にそれぞれ電流を供給して半径方向力を発生させる、非干渉制御器を含む回転電気機械のフィードバック制御システムにおいて、前記非干渉制御器で磁束の方向を推定すべく、前記回転電気機械に流れる電流を検出し、この検出値を3相2相変換し、この電流を回転座標に変換することにより、電流のd軸成分とq軸成分を検出し、さらに、あらかじめ推定された永久磁石の等価電流値とから、電流ベクトルの大きさとその回転角度、あるいは磁束ベクトルの大きさとその回転角度を演算し、前記非干渉制御器に信号として伝送し、負荷時においても、過渡時においても速度制御系と、半径方向位置制御系を非干渉化することを特徴とした制御システム。
IPC (2件):
H02K 7/09 ,  H02P 21/00
FI (2件):
H02K 7/09 ,  H02P 5/408 C
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平2-193547
  • 磁気浮上誘導モータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-279013   出願人:神鋼電機株式会社
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-193547
  • 磁気浮上誘導モータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-279013   出願人:神鋼電機株式会社

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