特許
J-GLOBAL ID:200903060146959871
複眼撮像装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
板谷 康夫
, 田口 勝美
, 水田 愼一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-284322
公開番号(公開出願番号):特開2007-096825
出願日: 2005年09月29日
公開日(公表日): 2007年04月12日
要約:
【課題】光学レンズアレイ、受光素子アレイ及び遮光ブロックを備える複眼撮像装置において、組立て時に誤って遮光ブロックが受光素子アレイに対して傾いて取り付けられた場合でも、液晶モニタ等の表示手段に画像欠落部を生じることなく再構成画像を表示する。【解決手段】受光素子アレイ2と光学レンズアレイとの間に、光学レンズアレイの複数の光学レンズから出射する光が互いに干渉しないように区画する遮光ブロック1が配置される。複数の光学レンズによって受光素子アレイ2上に形成される複数の像がそれぞれ円形となるように、遮光ブロック1の光学レンズに臨む開口1aが円形に形成される。マイクロプロセッサは、複数の円形画像Acに内接する正しい向きの正方形の画像Asをそれぞれ切出し、その画像Asに基づいて、各画像の視差情報を利用して1つの画像を再構成する。再構成された1つの画像は、傾きのない画像として液晶モニタに表示される。【選択図】図5
請求項(抜粋):
複数の光学レンズが一体的に形成された光学レンズアレイと、
前記光学レンズアレイから所定距離隔てて配置され、前記複数の光学レンズによりそれぞれ形成される複数の像を撮像する受光素子アレイと、
前記光学レンズアレイと前記受光素子アレイとの間に配置され、前記複数の光学レンズのうちの各光学レンズから出射する光が互いに干渉しないように前記光学レンズアレイと前記受光素子アレイとの間の空間を前記光学レンズの光軸に直交する面上において区画する遮光ブロックと、
前記受光素子アレイにより撮像された複数の画像から、各画像の視差情報を利用して1つの画像を再構成する画像再構成手段とを備え、
前記画像再構成手段により再構成された画像が液晶モニタ等の表示手段によって表示される複眼撮像装置において、
前記受光素子アレイ上に形成される複数の像がそれぞれ円形となるように、前記遮光ブロックにおける、前記各光学レンズに臨む各開口形状が円形に形成され、
前記受光素子アレイにより撮像される円形の画像の中心位置を算出する中心算出手段と、
前記中心算出手段により算出される中心位置に基づいて、前記円形の画像に内接する正方形の画像を切り出し、切り出した正方形の画像を前記画像再構成手段に出力する画像切出し手段をさらに備え、
前記画像再構成手段は、前記画像切出し手段により切り出された各正方形の画像に基づいて、前記1つの画像を再構成し、前記遮光ブロックの前記受光素子アレイに対する組み付け状態が傾いていても、傾きのない画像を表示手段に表示することができることを特徴とする複眼撮像装置。
IPC (2件):
FI (2件):
H04N5/225 D
, G03B15/00 B
Fターム (15件):
5C122DA09
, 5C122EA54
, 5C122EA61
, 5C122FB02
, 5C122FB03
, 5C122FB08
, 5C122FC01
, 5C122FC02
, 5C122FH04
, 5C122FH10
, 5C122FH18
, 5C122FK08
, 5C122HA61
, 5C122HB01
, 5C122HB05
引用特許:
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