特許
J-GLOBAL ID:200903060204030063

生体物質通信方法及び生体状態生成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-023541
公開番号(公開出願番号):特開2009-183159
出願日: 2008年02月04日
公開日(公表日): 2009年08月20日
要約:
【課題】荷物分子の構造が不明でも復号が効率的に行なえる生体物質通信方法を提供する。【解決手段】生体細胞物質140、142の間には、生物分子モータ12の移動経路144がある。この方法は、生体細胞物質140に刺激150を与えるステップと、刺激150に起因して生体細胞物質140内のシグナル伝達ネットワーク154により生成するシグナル伝達たんぱく質158を、生体細胞物質140内の生物分子モータ12と結合させるステップと、生物分子モータ12が移動経路144を移動して生体細胞物質142に到達することでたんぱく質158に起因して生体細胞物質142内のシグナル伝達ネットワーク180によって生成するシグナル伝達たんぱく質182を検出するステップと、検出されたたんぱく質182に基づき、コードブックによって生体細胞物質140に与えられた刺激150を復号するステップとを含む。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
第1の生体細胞物質から第2の生体細胞物質に情報を伝達する生体物質通信方法であって、 前記第1の生体細胞物質と前記第2の生体細胞物質の間には、前記第1の生体細胞物質内に存在する生物分子モータの移動経路が形成されており、 前記第1の生体細胞物質に、予め定められた一群の化学物質のうちの任意のものを与える刺激付与ステップと、 前記刺激付与ステップにおいて前記第1の生体細胞物質に与えられた化学物質に起因して前記第1の生体細胞物質内のシグナル伝達ネットワークにより生成する標的因子である第1のシグナル伝達たんぱく質を、前記第1の生体細胞物質内の生物分子モータと結合させる結合ステップと、 前記結合ステップにおいて前記第1のシグナル伝達たんぱく質と結合した前記生物分子モータが前記移動経路を移動して前記第2の生体細胞物質に到達することにより、前記第1のシグナル伝達たんぱく質に起因して前記第2の生体細胞物質内のシグナル伝達ネットワークによって生成する第2のシグナル伝達たんぱく質を検出する検出ステップと、 検出するステップにおいて検出された第2のシグナル伝達たんぱく質に基づき、予め準備したコードブックによって前記第1の生体細胞物質に与えられた前記刺激を復号する復号ステップとを含む、生体物質を用いる通信方法。
IPC (2件):
C12Q 1/42 ,  C07K 14/435
FI (2件):
C12Q1/42 ,  C07K14/435
Fターム (17件):
4B063QA18 ,  4B063QA20 ,  4B063QQ79 ,  4B063QR01 ,  4B063QR48 ,  4B063QR69 ,  4B063QR77 ,  4B063QS36 ,  4B063QS39 ,  4H045AA10 ,  4H045AA20 ,  4H045AA30 ,  4H045BA10 ,  4H045CA40 ,  4H045DA89 ,  4H045EA60 ,  4H045FA71
引用特許:
出願人引用 (1件)

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