特許
J-GLOBAL ID:200903060215144516

ポイント最適化変動比を用いた聴覚性誘発電位の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-613346
公開番号(公開出願番号):特表2002-541965
出願日: 2000年03月24日
公開日(公表日): 2002年12月10日
要約:
【要約】音響的刺激に対する聴覚脳幹反応(ABR)が、人間のテスト験体に現れる統計的確率を決定する方法。この方法は、取得されたデータを累積しながら連続的に進展するABRの存在の確率の推定値を提供するアルゴリズムを用いる。このアルゴリズムは、従来のFsp手法の根底的な修正を用いる。
請求項(抜粋):
平均を形成する1つのスィープから時間的に固定されたポイントでのデータの変動に対する、ターゲット波形により指定される特定時間ポイントでのABRデータの平均の変動比に基づき、個々の聴取能力を決定するために聴覚の刺激への反応で生成されるABR信号データを収集して解析する方法であって、 (a)複数の聴覚刺激を生成するステップと、 (b)テスト験体の耳に前記聴覚刺激を表すステップと、 (c)特定の数の前記聴覚刺激のそれぞれに引き続く、該テスト験体からのある時間ウィンドウ(スィープ)内の電気生理学信号データを収集するステップと、 (d)個々のスィープにわたる時間内の所定のポイントでの、データの累積的変動を計算するステップと、 (e)前記収集した電気生理学信号データから累積したテスト験体の平均波形を計算するステップと、 (f)前記累積したテスト験体の平均波形上の選択したポイントの変動を計算するステップと、 (g)(f)で計算した変動を分子とし、(d)で計算した変動を分母として変動比を計算するステップと、 (h)前記比に関する確率の値を計算するステップと、 (i)前記計算した確率の値が所定の閾値を超えた場合は、累積的テスト験体の平均波形と単一スィープ・データに加えながらステップ(a)から(h)を繰り返し、該計算した確率の値が前記所定の閾値以下である場合は、該テスト験体が該聴覚刺激に反応したと宣言するステップ、および (j)該計算された確率の値が所定の閾値以下になることなく、所定の回数の刺激が表された場合は、ステップ(a)から(h)を停止し、反応が現れなかったと宣言するステップとを含む方法。
IPC (2件):
A61B 5/12 ,  A61B 5/0476
FI (2件):
A61B 5/12 ,  A61B 5/04 322
Fターム (14件):
4C027AA03 ,  4C027CC00 ,  4C027CC01 ,  4C027DD02 ,  4C027FF01 ,  4C027FF02 ,  4C027FF07 ,  4C027GG00 ,  4C027GG09 ,  4C027GG13 ,  4C027GG15 ,  4C027HH02 ,  4C038AA01 ,  4C038AB07
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭52-107197
  • 特開昭58-044035
  • 耳カプラー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-079028   出願人:小杉誠治

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