特許
J-GLOBAL ID:200903060216942610

燃料電池自動車の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-139711
公開番号(公開出願番号):特開2003-061212
出願日: 2002年05月15日
公開日(公表日): 2003年02月28日
要約:
【要約】【課題】燃料電池の発電状態が悪化したときに、モータの出力トルクが急激に低下することを抑制した燃料電池自動車の制御装置を提供する。【解決手段】上限放電電力算出部53は、キャパシタ3の開放電圧(Vcap_o)と燃料電池2の上限発電量(Ifc_LMT)とに基づいて、燃料電池2の発電量が上限発電量(Ifc_LMT)であるときのキャパシタ3の放電電力である上限放電電力(Pcap_LMT)を算出する。出力制限電力算出部54は、上限発電量(Ifc_LMT)と上限放電電力(Pcap_o)と電装補機の消費電力(Pload)とに基づいて、モータ10に対して供給可能な電力の上限である出力制限電力(PLD)を算出する。トルク指令決定部60は、モータ10及びモータ駆動装置5の消費電力が出力制限電力(PLD)を超えないように、トルク指令(TRQ_CMD)を制限する。
請求項(抜粋):
走行用モータに所定のトルク指令に応じた駆動電力を出力するモータ駆動手段と、該モータ駆動手段の電源として使用される燃料電池と、該燃料電池により充電され、該燃料電池の発電量が不足する状態となるときに、放電が生じて不足する発電量を補充するように前記燃料電池と並列に接続された電気二重層キャパシタとを備えた燃料電池自動車の制御装置において、前記燃料電池の作動状態を検知して該作動状態に応じた前記燃料電池の上限発電量を把握する上限発電量把握手段と、前記燃料電池の発電量が前記上限発電量となったときに前記電気二重層キャパシタから放電される電力である上限放電電力を把握する上限放電電力把握手段と、該上限放電電力と前記上限発電量とに応じて、前記燃料電池と前記電気二重層キャパシタとにより出力可能な総電力の上限である上限総電力を把握する上限総電力把握手段と、前記トルク指令を該上限総電力に応じた上限トルク以下に制限するトルク指令制限手段とを備えたことを特徴とする燃料電池自動車の制御装置。
IPC (3件):
B60L 11/18 ,  H01M 8/00 ,  H01M 8/04
FI (3件):
B60L 11/18 G ,  H01M 8/00 Z ,  H01M 8/04 P
Fターム (17件):
5H027DD00 ,  5H027KK00 ,  5H027KK51 ,  5H027KK52 ,  5H027KK54 ,  5H115PA08 ,  5H115PG04 ,  5H115PI18 ,  5H115PU01 ,  5H115PU08 ,  5H115PV02 ,  5H115PV09 ,  5H115SE06 ,  5H115TI05 ,  5H115TI10 ,  5H115TO14 ,  5H115TR19
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る