特許
J-GLOBAL ID:200903060217064897

射出成形体の脱脂方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-164995
公開番号(公開出願番号):特開平10-008104
出願日: 1996年06月25日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】短い脱脂時間で、均一かつ良好に脱脂を行うこと。【解決手段】金属粉末と結合材とを混合、混練し、該混練物を用い、射出成形して製造された成形体に対し、脱脂処理を施す。この脱脂処理は、第1の工程とこれに続く第2の工程とを有している。第1の工程は、炉1の載置台3上に成形体10を載置し、キャリアガス供給系6より処理空間2内へ非酸化性ガスよりなるキャリアガスを供給しつつ、加熱ヒータ4で加熱して、低温域で脱脂を行う。第2の工程は、キャリアガス供給系6より処理空間2内へ同様のキャリアガスを供給しつつ、加熱ヒータ4で加熱して、高温域で脱脂を行う。この場合、第2の工程におけるキャリアガス供給量は、第1の工程におけるキャリアガス供給量より大とされる。
請求項(抜粋):
原料粉末と結合材とを含む組成物を用い、射出成形して得られた成形体を炉内で加熱して脱脂処理を行う射出成形体の脱脂方法において、前記炉内に非酸化性ガスよりなるキャリアガスを供給しつつ低温域で脱脂を行う第1の工程と、前記炉内に前記キャリアガスを供給しつつ高温域で脱脂を行う第2の工程とを有し、前記第2の工程における前記キャリアガスの供給量が、前記第1の工程における前記キャリアガスの供給量より大であることを特徴とする射出成形体の脱脂方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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