特許
J-GLOBAL ID:200903060245769510

油膜検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-187079
公開番号(公開出願番号):特開2000-019103
出願日: 1998年07月02日
公開日(公表日): 2000年01月21日
要約:
【要約】【課題】浄水場への流入水や工場排水施設からの流出水に含まれる微量の油分を自動的に検知する偏光解析法を利用した従来の油膜検知装置は、長期間連続運転を行う場合などに、投光部と受光部への水面の波立ちによる水飛沫や埃の汚染により、測定値に計測誤差が生じる。本発明は、投光部と受光部を長期間安定に保護し、安定した連続計測が可能な油膜検知装置を提供することにある。【解決手段】投光部、受光部に配置した光学窓と共に、遮水板、エアブロワ、エアカーテンをつくるエアブロワ、超音波発信機などの併用、および酸化チタン膜をコーティングした光学窓の使用等によって、水飛沫から投光部と受光部を長期間安定に保護でき、安定した油膜の連続計測が可能になった。
請求項(抜粋):
油膜の浮遊する水面に、光ビームを照射する投光手段と、前記水面からの反射光を規定した反射角度で受光する受光手段と、受光した反射光を入射光軸が水面と交わる点に立てた水面の法線および入射光軸を含む平面に平行な偏光成分(以下、P偏光成分と記す)と前記平面に垂直な偏光成分(以下、S偏光成分と記す)に分ける偏光分離手段と、分離したP偏光成分とS偏光成分の光量を測定する測定手段とを備え、P偏光成分とS偏光成分の光量比に基づき水面上の油膜の有無を判定する油膜検知装置において、前記投光手段と前記受光手段が、光学窓と、光学窓と水面の間に配置された1段または複数段の遮水板を備えることを特徴とする油膜検知装置。
IPC (2件):
G01N 21/21 ,  G01V 8/10
FI (2件):
G01N 21/21 Z ,  G01V 9/04 Z
Fターム (13件):
2G059AA05 ,  2G059BB05 ,  2G059CC14 ,  2G059EE02 ,  2G059EE04 ,  2G059FF01 ,  2G059GG01 ,  2G059GG04 ,  2G059HH03 ,  2G059JJ22 ,  2G059MM01 ,  2G059NN07 ,  2G059PP01
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 光学装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-336459   出願人:オムロン株式会社
  • 特開平2-045737
  • ガス分析計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-255176   出願人:株式会社島津製作所
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