特許
J-GLOBAL ID:200903060261432542

並列分散システムのデバッグ装置及びデバッグ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 正夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-191092
公開番号(公開出願番号):特開2000-010815
出願日: 1998年06月22日
公開日(公表日): 2000年01月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 並列分散システム上で動作するプロセスのデバッグにおいて、効率的なデバッグを実現する。【解決手段】 プロセス内のタスク1-1において、通常トレース採取手段3-1は、タスク番号と処理内容の識別情報をトレースファイル6-1に記録し、メッセージ送信手段4-1は、メッセージ番号生成手段2-1で生成したメッセージ番号、現在のタスク番号の組をメッセージに埋め込んで送信すると共に、トレースファイル6-1に記録し、メッセージ受信手段5-1は、タスク番号、受信メッセージのメッセージ番号、送信元タスク番号の組をトレースファイル6-1に記録し、トレース抽出手段80は、指定されたタスクにおいて、そのタスク番号と送信されたメッセージの番号を特定し、トレースの中から、受信メッセージ番号、送信元タスク番号の一致するタスクのトレースを抽出する。
請求項(抜粋):
通信ネットワークを介して複数の計算機が接続され、個々の計算機上でプログラムの実行主体であるプロセスが通信により協調動作する並列分散システムにおいて、各プロセスが動作する際にプロセス内の一連の処理単位とするタスクにシステム内でユニークなタスク番号を生成するタスク番号生成手段と、前記プロセス内でユニークなメッセージ番号を生成するメッセージ番号生成手段と、前記タスク番号生成手段において生成されたタスク番号とプロセスが処理した内容を識別する情報を組にしてトレースに記録する通常トレース採取手段と、タスクがメッセージを送信する際、前記メッセージ番号生成手段により生成したメッセージ番号と現在のタスク番号とを組にしてメッセージに埋め込むことによりメッセージ送信を行ない、さらに当該メッセージ番号とタスク番号の組をメッセージ送信トレースとして記録するメッセージ送信手段と、プロセスにメッセージが到着した際に、前記タスク番号生成手段によりタスク番号を生成させ、該タスク番号と受信したメッセージに埋め込まれているメッセージ番号と送信元のタスク番号の組をメッセージ受信トレースとして記録し、到着したメッセージに対応するタスクを実行するメッセージ受信手段とから構成される複数のタスク実行手段と、指定されたタスクのタスク番号、前記メッセージ送信トレースの前記メッセージ番号、前記メッセージ受信トレースの前記メッセージ番号と送信元のタスク番号に基づいて、所定のタスクを特定することにより、当該タスクのトレースを、記録されたトレースの中から抽出するトレース抽出手段と、前記トレース抽出手段において抽出したタスクのトレース情報を表示するトレース表示手段とを備えることを特徴とする並列分散システムのデバッグ装置。
IPC (4件):
G06F 11/28 310 ,  G06F 9/46 360 ,  G06F 13/00 351 ,  G06F 15/16 460
FI (4件):
G06F 11/28 310 A ,  G06F 9/46 360 B ,  G06F 13/00 351 N ,  G06F 15/16 460 D
Fターム (20件):
5B042FB08 ,  5B042FB10 ,  5B042FD11 ,  5B042FD36 ,  5B045BB47 ,  5B045GG01 ,  5B045JJ49 ,  5B089AA03 ,  5B089AA05 ,  5B089AA07 ,  5B089AA20 ,  5B089AD01 ,  5B089AE08 ,  5B089AF00 ,  5B089CB02 ,  5B089CB03 ,  5B089CC03 ,  5B089EA04 ,  5B098GA04 ,  5B098JJ07
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • プログラムトレース方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-238164   出願人:日本電信電話株式会社
  • 特開平3-078059

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