特許
J-GLOBAL ID:200903060329396418

画像出力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-340400
公開番号(公開出願番号):特開平10-173930
出願日: 1996年12月06日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 記録すべき画像に含まれる擬似中間調画像部分の階調性を忠実に再現し、また、文字・線画領域のつぶれやかすれを防止した画像記録が行える画像出力装置を提供すること。【解決手段】 孤立黒画素及びそれに隣接する白画素、孤立白画素及びそれに隣接する黒画素、並びに、細線黒画素及びそれに隣接する白画素をそれぞれ検出するためのパターン群と、注目画素の所定範囲の周辺画素とを照合して、当該注目画素をその照合の結果判明した当該注目画素の属性に応じた分割パターンに変換し、それら変換した分割パターンに応じて画素分割した黒ドットを記録することで画像記録を行うことを特徴とする。
請求項(抜粋):
入力される2値画像を構成する各画素のうちの黒画素に対応して所定の記録面積の黒ドットを記録紙に記録することにより前記入力される2値画像を記録出力する一方、前記入力される2値画像を構成する各画素を分割して前記所定の記録面積より小面積の黒ドットとして記録可能な画像記録手段を備えた画像出力装置において、少なくとも、白画素領域中に孤立した黒画素である孤立黒画素及びそれに隣接する白画素、黒画素領域中に孤立した白画素である孤立白画素及びそれに隣接する黒画素、並びに、細線を構成する黒画素である細線黒画素及びそれに隣接する白画素をそれぞれ検出するためのパターン群を記憶したパターンテーブル記憶手段と、前記入力される2値画像を構成する各画素を注目画素として、当該注目画素の所定範囲の周辺画素と前記パターンテーブル記憶手段が記憶しているパターン群とを照合して、当該注目画素が前記孤立黒画素またはそれに隣接する白画素、孤立白画素またはそれに隣接する黒画素、細線黒画素またはそれに隣接する白画素のいずれかであるか、あるいは、それらの画素以外の画素であるかを判定するパターンマッチング手段と、そのパターンマッチング手段により前記注目画素は前記孤立黒画素またはそれに隣接する白画素であると判定された場合は、当該注目画素としての孤立黒画素または孤立黒画素に隣接する白画素を、当該孤立黒画素の面積を実質的に広げる分割パターンに変換し、前記注目画素が前記孤立白画素またはそれに隣接する黒画素であると判定された場合は、当該注目画素としての孤立白画素または孤立白画素に隣接する黒画素を、当該孤立白画素の面積を実質的に広げる分割パターンに変換し、前記注目画素が前記細線黒画素またはそれに隣接する白画素であると判定された場合は、当該注目画素としての細線黒画素または細線黒画素に隣接する白画素を、当該細線黒画素の面積を実質的に広げる分割パターンに変換し、前記注目画素が前記孤立黒画素またはそれに隣接する白画素、孤立白画素またはそれに隣接する黒画素、あるいは、細線黒画素またはそれに隣接する白画素のいずれでもないと判定された場合において、当該注目画素が黒画素であるときは、当該注目画素を当該注目画素としての黒画素の面積を実質的に狭める分割パターンに変換し、それら変換した分割パターンを前記画像記録手段に出力する分割パターン決定手段とを備え、前記画像記録手段は、前記分割パターン決定手段から出力された分割パターンに応じて画素分割した黒ドットを記録することで画像記録を行うことを特徴とする画像出力装置。
IPC (2件):
H04N 1/409 ,  B41J 2/485
FI (2件):
H04N 1/40 101 D ,  B41J 3/12 G
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-063693   出願人:松下電器産業株式会社
  • 画像データの補間装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-200430   出願人:株式会社日立製作所
審査官引用 (2件)
  • 画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-063693   出願人:松下電器産業株式会社
  • 画像データの補間装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-200430   出願人:株式会社日立製作所

前のページに戻る