特許
J-GLOBAL ID:200903060331456223
増殖因子安定化剤としてのペクチン質
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
真田 雄造 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-561213
公開番号(公開出願番号):特表2002-521389
出願日: 1999年05月20日
公開日(公表日): 2002年07月16日
要約:
【要約】アロエベラ及び他の供給源由来のペクチン質を、ペクチン/ヘパリン結合性増殖因子などのペクチン/ヘパリン結合性タンパク質の安定化剤及び送達媒体として使用する。天然のLM(低メトキシル)ペクチンであるアロエペクチンは、ペクチン/ヘパリン結合性増殖因子、すなわち、線維芽細胞増殖因子(FGF)ファミリーのbFGF、aFGF、及びKGF並びにトランスフォーミング増殖因子-β(TGF-β)ファミリーのTGF-β1に結合する。試験した市販のLM又はHM(高メトキシル)柑橘類ペクチンは、bFGFとの如何なる結合活性も示さなかった。bFGFへの弱い結合が柑橘類から調製された脱エステル化ペクチン(ポリガラクツロン酸)で観察された。この結合は、タンパク質分解酵素消化から増殖因子を保護した。アロエペクチンによって調製されたカルシウムゲルビーズも、これらのペクチン/ヘパリン結合性増殖因子に結合した。増殖因子はまた、ペクチンカルシウムゲル及びアロエペクチンナトリウムゲル中に封入することもできた。ペクチンによって安定化されたペクチン/ヘパリン結合性増殖因子は、創傷治療に用いられる。ペクチン含有マトリックスは、ペクチン/ヘパリン結合性タンパク質の単離に用いられる。
請求項(抜粋):
ペクチン/ヘパリン結合性タンパク質及び該ペクチン/ヘパリン結合性タンパク質を安定化するのに有効な量のペクチン質を含む、安定化されたペクチン/ヘパリン結合性タンパク質の組成物。
IPC (10件):
A61K 38/00
, A61K 38/22
, A61K 47/00
, A61K 47/02
, A61K 47/04
, A61K 47/30
, A61K 47/32
, A61K 47/36
, A61K 47/38
, C07K 14/475
FI (10件):
A61K 47/00
, A61K 47/02
, A61K 47/04
, A61K 47/30
, A61K 47/32
, A61K 47/36
, A61K 47/38
, C07K 14/475
, A61K 37/02
, A61K 37/24
Fターム (23件):
4C076AA12
, 4C076DD23
, 4C076EE13
, 4C076EE30
, 4C076EE33
, 4C076EE58
, 4C076FF17
, 4C076FF63
, 4C084AA02
, 4C084AA03
, 4C084BA44
, 4C084DB52
, 4C084DB54
, 4C084MA05
, 4C084MA17
, 4C084NA03
, 4C084ZA89
, 4C084ZB21
, 4H045AA30
, 4H045CA40
, 4H045DA20
, 4H045DA21
, 4H045EA20
引用特許:
引用文献: