特許
J-GLOBAL ID:200903060355910375

改良された輻射線感受性乳剤および写真要素

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-291415
公開番号(公開出願番号):特開平8-211525
出願日: 1995年11月09日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【課題】 改良された輻射線感受性乳剤および写真要素を提供する。【解決手段】 高臭化物平板状粒子が、0.07μm未満の平均厚さを示し、かつ潜像形成性還元化学増感部位およびそれらの表面に吸着された分光増感色素を有する乳剤により、感度が改良されかつ最低濃度が低減される。前記平板状粒子は、浅い電子捕獲部位を形成できるドーパントを含み、そして前記分光増感色素は、1.2ボルトよりも正の酸化電位を示す。また、マイナス・ブルー記録性乳剤層を上塗りする層に乳剤を配置する写真要素を開示する。上塗り乳剤層において、少なくとも 0.2μmの等価円直径を有するハロゲン化銀粒子の総投影面積の97パーセントを越える面積が、少なくとも 0.7μmの平均等価円直径を有する平板状粒子により占められているとき、一際優れた鮮鋭な画像が、マイナス・ブルー記録性乳剤層に形成される。
請求項(抜粋):
分散媒、(a)銀を基準として50モルパーセントを越える臭化物を含有し、(b)総粒子投影面積の50パーセントを越える面積を占め、(c)0.07μm未満の平均厚さを示し、かつ(d)平板状粒子の表面に潜像形成性化学増感部位を有する、平板状粒子を包含するハロゲン化銀粒子、ならびに平板状粒子の表面に吸着された分光増感色素、を含む改良された輻射線感受性乳剤であって、前記平板状粒子が、浅い電子捕獲部位を形成できるドーパントを含有し、前記表面化学増感部位が、少なくとも一部分は還元増感により形成されており、そして前記分光増感色素が 1.2ボルトよりも正の酸化電位を示すこと、を特徴とする改良された輻射線感受性乳剤。
IPC (4件):
G03C 1/035 ,  G03C 1/00 ,  G03C 1/09 ,  G03C 1/10
引用特許:
審査官引用 (2件)

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