特許
J-GLOBAL ID:200903060478525140

音声符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-328505
公開番号(公開出願番号):特開平9-167000
出願日: 1995年12月18日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 聴感的な自然性を損なわずに、入力原音声信号に忠実に一致する合成音声信号を再生し得る装置。【解決手段】 誤差計算回路210は、入力原音声信号Soに対するエンベロープベクトルVoと、合成フィルタ206からの合成音声ベクトルSijに対するエンベロープベクトルVijとを求める。これらのベクトルVo、Vijは、入力原音声信号So、信号Sijの各成分の絶対値をロウパスフィルタで演算処理する。回路210は求めたベクトルVo、Vijとの差分ベクトル信号を求め、この信号の各成分の信号Rijを求めてトータル誤差計算回路211に与える。回路211は回路209からの信号Eijと、回路210からの信号Rijとから信号Tijを求める。信号Tijの値が、最小となるi、jの組み合わせを探索して、最小組み合わせi、jを最適インデックスI、Jとし、この最適インデックスIを符号帳203に与える。
請求項(抜粋):
入力音声信号に対してAbS法を用いてフォワード型構成又はバックワード型構成で音声符号化する音声符号化装置であって、入力音声信号又は局部再生の合成音声信号から声道予測係数を求める声道予測係数生成手段と、駆動音源符号帳にインデックス対応で格納されている符号コードと、上記声道予測係数とを用いて、合成音声信号を生成する音声合成手段と、この合成音声信号と上記入力音声信号との比較を行って差分信号を出力する比較手段と、この差分信号に対して聴覚重み付けを行って聴覚重み付け信号を得る聴覚重み付け手段と、少なくとも上記聴覚重み付け信号から上記駆動音源符号帳用の最適インデックスを選定して、上記駆動音源符号帳に与える符号帳インデックス選定手段とを備えた音声符号化装置において、上記合成音声信号からパワーエンベロープ信号を求め、上記入力音声信号からパワーエンベロープ信号を求めて、これらのパワーエンベロープ信号の比較を行って、これらのパワーエンベロープ信号の誤差信号を推定するパワーエンベロープ誤差推定手段を備え、上記符号帳インデックス選定手段は、上記誤差信号と上記上記聴覚重み付け信号とから最適インデックスを選定して上記駆動音源符号帳に与えることを特徴とする音声符号化装置。
IPC (3件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18 ,  H03M 7/30
FI (3件):
G10L 9/14 J ,  G10L 9/18 E ,  H03M 7/30 B
引用特許:
出願人引用 (1件)

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