特許
J-GLOBAL ID:200903060488826547

デジタル復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-153540
公開番号(公開出願番号):特開平11-004273
出願日: 1997年06月11日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 復調時のビット誤りを低減する。【解決手段】 変調波をサンプリングするAD変換器1と、AD変換器1の出力を乗算係数を用いて直交検波する直交検波部2と、2つのナイキストフィルタ3a及び3bと、タップ係数を複数組を記憶するタップ係数テーブル部4と、前記ナイキストフィルタ3a及び3bから与えられる出力データ(Ia、Qa)を位相補正するROT5と、前記ROT5からの受信したシンボル点の位相と、期待シンボル点の位相とを比較し搬送波のずれを検出し、次シンボル補正のために前記ROT5へフィードバックするCR6と、前記ROT5からの2シンボル点間の零クロス点に基づき実サンプル点と、理想サンプル点との時間ずれ量を検出するBTR7と、IQ判定部8と、IQデータを直列合成するP/S 9と、前記CR6が検出した搬送波のずれの平均を算出する平均演算部10と、ずれの平均から乗算係数を生成するサンプル出力係数生成部11とでなる。
請求項(抜粋):
供給された中間周波数(IF)帯信号をサンプリングするAD変換器(ADC) と、前記AD変換器(ADC) の出力を直交検波する直交検波部と、直交検波されたデータ毎にベースバンド信号に変換するナイキストフィルタと、前記ナイキストフィルタのタップ係数を記憶するタップ係数テーブル部と、前記ナイキストフィルタから与えられる出力データ(Ia、Qa)を位相補正するROT(ローテータ)と、前記ROT(ローテータ)から出力される受信したシンボル点の位相と、期待されるシンボル点の位相とを比較し、搬送波(キャリア)のずれを検出し、次シンボル補正のために前記ROT(ローテータ)へフィードバックするCR(キャリアリカバリ)と、前記ROT(ローテータ)から出力される2シンボル点間の、零クロス点に基づき実サンプル点と、理想サンプル点との時間ずれ量を検出するBTR(ビットタイミングリカバリ)とを具え、BTR(ビットタイミングリカバリ)が検出した時間ずれ量により、前記タップ係数テーブル部から相応のタップ係数の組を選択し読み出し、前記ナイキストフィルタに供給して、サンプリングタイミングを補償するデジタル復調装置において、前記CR(キャリアリカバリ)が検出した搬送波(キャリア)のずれの平均を算出する平均演算部と、ずれの平均を変数とする正弦(余弦)関数の乗算係数を生成するサンプル出力係数生成部とを設けることを特徴としたデジタル復調装置。
IPC (3件):
H04L 27/38 ,  H04L 27/00 ,  H04L 27/22
FI (3件):
H04L 27/00 G ,  H04L 27/00 C ,  H04L 27/22 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • OFDM同期復調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-238180   出願人:株式会社東芝, 東芝エー・ブイ・イー株式会社
  • 周波数オフセットキャンセル回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-042648   出願人:株式会社日立製作所, エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社, 国際電気株式会社

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