特許
J-GLOBAL ID:200903060535502488

炭酸脱水酵素による二酸化炭素の管理

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-501180
公開番号(公開出願番号):特表2002-508702
出願日: 1998年06月02日
公開日(公表日): 2002年03月19日
要約:
【要約】炭酸ガスを抽出し、生成し、精製する方法が開示される。この方法は、二酸化炭素を含有する気体の前駆体供給流を使用して、重炭酸イオンの水溶液および/または有機溶液を生成するために用いることもできる。この方法は、二酸化炭素を含有する気体と溶液による充填塔型バイオリアクタの向流フラッシングからなる。バイオリアクタは、不活性無機担体に共有結合された炭酸脱水酵素を含む。気相の二酸化炭素は、液相に拡散する。固定化炭酸脱水酵素は、水素イオンおよび重炭酸イオンを形成する二酸化炭素の水和に触媒作用を及ぼす。イオンの溶液は、イオン交換樹脂に直接使用しまたはその代わりにイオン交換樹脂にさらして、重炭酸イオンを固定化することができる。また水素イオンおよび重炭酸イオンの水溶液は、第2の全く同じバイオリアクタ内に再循環させることもでき、そこではイオンが触媒作用によって水と二酸化炭素に変換される。
請求項(抜粋):
CO2含有ガスからCO2を除去する方法であって、 a)固定化炭酸脱水酵素(33)またはその類似体を含むバイオリアクタ(2)内で、CO2含有ガスと水性液(20)を接触させ、炭酸脱水酵素(33)がCO2の水和に触媒として作用し、それによって水素イオンおよび重炭酸イオンを生成する段階を含むことを特徴とする方法。
IPC (4件):
B01J 19/00 ,  B01J 8/04 301 ,  C01B 31/20 ,  C12M 1/40
FI (4件):
B01J 19/00 A ,  B01J 8/04 301 ,  C01B 31/20 Z ,  C12M 1/40 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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