特許
J-GLOBAL ID:200903060543671159

燃料噴射ノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-158177
公開番号(公開出願番号):特開2002-161833
出願日: 2001年05月28日
公開日(公表日): 2002年06月07日
要約:
【要約】【課題】 ニードル3のリフト量に応じて噴射噴孔数を段階的に変更する燃料噴射ノズルにおいて、閉弁後の燃料噴出を防止すること。【解決手段】 ノズルボディ2は、シート面7に開口する第1の噴孔9と、サック室8の内周面に開口する第2の噴孔10とを有している。ニードル3は、シート部11の下流に小径軸部が設けられ、その小径軸部には、遮断部12とガイド部13とが設けられている。遮断部12は、閉弁時にサック室8に嵌合して、自身の外周面によって第2の噴孔10を閉じており、一段目のニードルリフトの後、二段目のニードルリフトでサック室8から抜け出す。ガイド部13は、二段目のニードルリフト時に、自身の下流側半分がサック室8に残り、上流側半分がサック室8から抜け出すことで、カット面13aとサック室8の内周面との間に第2の噴孔10に通じる燃料通路を形成する。
請求項(抜粋):
筒状のガイド孔を有するノズルボディと、前記ガイド孔に摺動自在に嵌挿され、燃料噴射時に前記ガイド孔を二段階にリフトするニードルとを備えた燃料噴射ノズルであって、前記ノズルボディは、前記ガイド孔の下流側端部に円錐状のシート面が形成され、更にシート面の下流にサック室が設けられ、前記シート面に開口する第1の噴孔と前記サック室の内周面に開口する第2の噴孔とを有し、前記ニードルは、閉弁時に前記第1の噴孔より上流側の前記シート面に着座するシート部と、このシート部より下流に設けられて前記サック室に摺動自在に嵌合する小径軸部とを有し、この小径軸部は、閉弁時に前記サック室に嵌合して、自身の外周面によって前記第2の噴孔を塞ぎ、一段目のニードルリフトの後、二段目のニードルリフトで前記サック室から抜け出す遮断部と、この遮断部の下流側に連続して設けられ、外周面をカットした切欠き面が周方向に複数箇所形成されたガイド部とが設けられ、そのガイド部は、二段目のニードルリフトで、自身の下流側を前記サック室に残して上流側のみ前記サック室から抜け出し、前記切欠き面と前記サック室の内周面との間に前記第2の噴孔に通じる燃料通路を形成することを特徴とする燃料噴射ノズル。
IPC (4件):
F02M 61/10 ,  F02M 61/18 320 ,  F02M 61/18 350 ,  F02M 61/18
FI (5件):
F02M 61/10 T ,  F02M 61/10 Q ,  F02M 61/18 320 D ,  F02M 61/18 350 B ,  F02M 61/18 350 E
Fターム (11件):
3G066AA07 ,  3G066AB02 ,  3G066BA11 ,  3G066BA26 ,  3G066CC06T ,  3G066CC14 ,  3G066CC18 ,  3G066CC28 ,  3G066CC61 ,  3G066CD30 ,  3G066CE13
引用特許:
審査官引用 (3件)

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