特許
J-GLOBAL ID:200903060546613486

ウエビング巻取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-260065
公開番号(公開出願番号):特開平8-119064
出願日: 1994年10月25日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 ELRからALRへの切換を適切に行うことができ、かつ余巻きとして残る部分を無くす。【構成】 ウエビングを全量引出状態にする直前の状態で切換カム118の第2の切換部140がALRレバー68の切換爪106を押上げ、これによりALRレバー68はロック輪42から離間した第2の位置から係合する第1の位置へ切り換わろうとする。しかし、このとき、第2の切換部140が切換爪106の段部142に係合するのでALRレバー68は第2の位置に保持される。この間にウエビングを全量引出状態にすることができるので余巻きを無くすことができ、この状態からウエビングを若干巻き取らせれば前記係合状態が解除され、ALRレバー68の係合爪108がロック輪42に係合される。
請求項(抜粋):
乗員拘束用のウエビングを付勢力で層状に巻取る巻取軸と、この巻取軸のウエビング引出方向回転を停止させるロック手段と、通常はロック手段に対して離間した位置に保持され、車両急減速時にロック手段に係合することによりロック手段を作動させて巻取軸のウエビング引出方向回転を停止させるELRレバーと、支軸回りに揺動可能に保持されたレバー本体と、このレバー本体に設けられロック手段に対して係合可能な係合部とを備え、ロック手段に対して係合部を係合させることによりロック手段を作動させて巻取軸のウエビング引出方向回転を停止させる第1の位置及びロック手段に対して係合部を離間させる第2の位置のいずれかに選択的に保持されるALRレバーと、巻取軸に対して同軸的に配置されると共に巻取軸が回転することにより減速回転し、所定量回転した時点でALRレバーの位置を選択的に切り換える切換手段と、を有するウエビング巻取装置であって、ウエビングが全量引出状態になるまではALRレバーを第2の位置に保持し、ウエビングが全量引出状態から若干巻き取られた時点でALRレバーの位置を第2の位置から第1の位置へ切り換える、ことを特徴とするウエビング巻取装置。
IPC (2件):
B60R 22/36 ,  B60R 22/40
引用特許:
審査官引用 (1件)

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