特許
J-GLOBAL ID:200903060570863540

酸性水性アルミナゾルの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-192197
公開番号(公開出願番号):特開平10-087324
出願日: 1997年07月17日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 本発明は従来の水性アルミナゾルにはない粘度及びチクソトロピー性を有する酸性水性アルミナゾルの製造法を提供すること。【解決手段】 電子顕微鏡観察によると、矩形板状1次粒子が端面-端面間で凝結することにより形成される、一平面内のみに伸長を有する細長い形状の2次粒子を含有する安定な酸性水性アルミナゾルの製造法において、無定形アルミナ水和物の繊維状コロイド粒子を含有する水性アルミナゾルにアルカリを添加することにより、9〜12のpHを有する反応混合物を生成させること、次にこの反応混合物を110〜250°Cの温度で水熱処理することにより、ベーマイト構造を有するアルミナ水和物を含有する水性懸濁液を生成させること、そしてこの水性懸濁液を脱塩処理することにより、3〜6のpHを有する酸性水性アルミナゾルを形成させることを特徴とする。
請求項(抜粋):
下記の(A)、(B)及び(C):(A)無定形アルミナ水和物の繊維状コロイド粒子を含有する水性アルミナゾルに、アルカリを添加することにより、9〜12のpHを有する反応混合物を生成させる工程、(B)(A)工程で得られた当該反応混合物を110〜250°Cの温度で水熱処理することにより、ベーマイト構造を有するアルミナ水和物を含有する水性懸濁液を生成させる工程、及び(C)(B)工程で得られた当該水性懸濁液を、限外濾過法にて水と酸とを添加して脱塩処理することにより、3〜6のpHを有する酸性水性アルミナゾルを形成させる工程、からなる、電子顕微鏡観察によると、一辺が10〜30nmを有する矩形板状1次粒子が端面-端面間で凝結することにより形成される、一平面内のみに伸長を有する50〜300nmの細長い形状の2次粒子を含有する安定な酸性水性アルミナゾルの製造法。
IPC (3件):
C01F 7/02 ,  B01J 13/00 ,  C09D 1/00
FI (3件):
C01F 7/02 D ,  B01J 13/00 C ,  C09D 1/00
引用特許:
審査官引用 (13件)
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