特許
J-GLOBAL ID:200903060587142030

ベンゼン誘導体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 浩 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-061795
公開番号(公開出願番号):特開2003-261469
出願日: 2002年03月07日
公開日(公表日): 2003年09月16日
要約:
【要約】【課題】 ニッケル錯体の消費量を最低限にしつつ、しかも、高収率で簡便に多置換ベンゼン誘導体を提供すること。【解決手段】 酸化剤及び触媒量の遷移金属化合物存在下、メタラシクロペンタジエン(2)と、アルキン(3)とを反応させることを特徴とするベンゼン誘導体(1)の製造方法により上記課題を解決する。【化1】[式中、R1〜R6は、それぞれ、同一又は異なって、水素原子、炭化水素基等を表す。Mは遷移金属、L1及びL2は配位子を示す。]
請求項(抜粋):
下記式(1)で示されるベンゼン誘導体の製造方法であって、【化1】[式中、R1、R2、R3、R4、R5及びR6は、それぞれ、互いに独立し、同一または異なって、水素原子;置換基を有していてもよいC1〜C20炭化水素基;置換基を有していてもよいC1〜C20アルコキシ基;置換基を有していてもよいC6〜C20アリールオキシ基;置換基を有していてもよいアミノ基;置換基を有していてもよいシリル基、又は水酸基であり、ただし、R1及びR2、R3及びR4、並びに、R5及びR6は、それぞれ、互いに架橋してC4〜C20飽和環又は不飽和環を形成してもよく、前記環は、酸素原子、硫黄原子、珪素原子、スズ原子、ゲルマニウム原子又は式-N(B)-で示される基(式中、Bは水素原子又はC1〜C20炭化水素基である。)で中断されていてもよく、かつ、置換基を有していてもよい。]酸化剤及び触媒量の遷移金属化合物存在下、下記式(2)で示されるメタラシクロペンタジエンと、【化2】[式中、R1、R2、R3及びR4は、上記の意味を有する。Mは、遷移金属を示し、L1及びL2は、それぞれ、互いに独立し、同一または異なって、アニオン性配位子を示す。但し、L1及びL2は、架橋されていてもよい。]下記式(3)で示されるアルキンと【化3】[式中、R5及びR6は、上記の意味を有する。]を反応させることを特徴とするベンゼン誘導体の製造方法。
IPC (5件):
C07C 2/86 ,  C07C 15/02 ,  C07C 15/48 ,  C07F 7/08 ,  C07B 61/00 300
FI (5件):
C07C 2/86 ,  C07C 15/02 ,  C07C 15/48 ,  C07F 7/08 C ,  C07B 61/00 300
Fターム (14件):
4H006AA02 ,  4H006AC28 ,  4H006BA21 ,  4H006BA48 ,  4H006BC34 ,  4H006BE90 ,  4H039CA41 ,  4H039CH40 ,  4H049VN01 ,  4H049VP01 ,  4H049VQ07 ,  4H049VR24 ,  4H049VS04 ,  4H049VW02
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
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